Yahoo!

2008年05月30日

グーグルな人? ヤフーな人?

c026b0bd.jpgCNET JAPANに出ていたEストアーの調査報告では、グーグルな人はNHKを見る傾向、ヤフーな人は民放を見る傾向があると、データを絡めて発表していた。

確かにそうなんでしょうけど、自分の場合はあてはまらないな!!ということで、このデータを見直しました。数字を見ると、グーグルな人は絶対値が低く、ヤフーな人は高いなと…ちゅうことは、グーグルな人というのは割合、情報を相対的に見る、ヤフーな人は情報を垂直に捉える人が多いのではないかと思います。ですからグーグルな人がNHKが好きというわけでなく、割合、客観性がある方だから見ているのではないかと…思うのであります。客観性ないけどね、NHK・笑 というより、TVニュースそのものにあまり依存していないということではないでしょうかねぇ。いわゆるネットいちばん主義なのかもです(笑)

今回が第9弾目の調査ということで、今まではどんな調査があったのでしょうか???Eストアーのサイトを見に行ったらバックナンバーがありましたが、もうひとつピンとこない。なので、これで終わりにします(爆)

2008年02月05日

今度はGoogleのYahoo!支援へと

bcdb2f8f.jpgマイクロソフトのYahoo!買収提案が刺激となり、今度はGoogleがYahoo!にどんな支援でも行うと、この巨人3社があやとり状態に入りました(笑)

この3社の中でいちばん焦ってるのはマイクロソフトでしょうね。何故焦ってるかというと、Windows-IEというインターネットの定番プラットフォームが崩れ去るのが目に見えてきたからだと思います。ブラウザではIEに信頼性がないのはもちろん、OSも別にWindowsである必要性はなく、Googleなんかが携帯で推し進めようとしているダイレクトネットシステムみたいなものが急速に進めば、PCでも別にブラウザなんか必要なくなるでしょうし、Linuxなら廉価でいけたものを飾りつけて高く売ってたWindowsの世界がもうそろそろ限界に近いということもあります。

インターネットの世界をフリーと位置づければ、本当はLinuxのOSで充分ですよね。このLinuxの世界ではマイクロソフトは必要ありません。Yahoo!のような饒舌なビジネスコンテンツも本当は必要ないかもしれません。Linuxの世界と不協和音を奏でないのがGoogleのような気がします。

ビジネスをインターネット化しているのが、マイクロソフト、Yahoo!
インターネットをビジネス化しているのが、Google

簡単に言ってしまえば、そんな違いでしょうか…

次にYahoo!の立場が微妙というか、どうするんでしょうかね、オーバーチュアの新システムもいまいちですし、検索エンジンも未だにカテゴリー登録をひきずってるし、中途半端な感が強くします。それなりに古典的な価値はありますが、Googleのアナリティックス、アドセンス、アドワーズ、アース、トレンズ、ほどの人をフリーの世界へ引き込む革新性がないような……

Googleにしたら、マイクロソフトのYahoo!買収はインターネットの後退を招くので防ぎたいところなんでしょうね。

この買収劇と支援劇、どこで収まるかなんですが、Yahoo!がどっちに動いても、最終的にはGoogleの勝利ということになると思います。

たとえば、Googleのアドセンス、これはネット人口の共有財産でもあるわけです。Googleは充分、分配しているのです。フリー&シェア、インターネットの基本を忠実に体現しているのが、やはりGoogleなのです。マイクロソフトは変なCSRで還元していたり、Yahoo!に至っては、アフィリエイトシステムさえない(最近まどろっこしいのを作ってるが…)のに気がつき改めて驚きます。

独占でも、ことネットのような複雑系の世界では、いい独占もあり得るのです。あらゆる淘汰にいつも揉まれてるわけでして…

さて、Yahoo!は果たして株主の単なる道具に成り下がってしまうか、コアコンピタンスを磨いていく技術屋としての意地をみせるのか、Googleに支援してもらった方がよっぽどいいと思うのですが…

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2008年02月03日

マイクロソフトの買収提案について

5d22f453.jpg今回のマイクロソフトのYahoo!への買収提案については、長い話は必要なく、こと検索市場の問題に絞るなら、MSNは常時敗北していたし、マイクロソフトとYahoo!が組んだとしても、Googleには何の脅威にもならないというのが、フツーの見方だと思います。

日本では比較的強いYahoo!ですが、世界での市場シェア、そしてモバイル化対応については、Googleはもうほとんどレールを敷き始めています。Googleの目標はいつもシンプルです。変わりつつあるネット状況で、変わりつつあるユーザーのあったらいいなサービスを追求していく。ニーズ体現企業ということで、マイクロソフトやYahoo!のようなビジネス上の思惑を一段階超えてるところで、先進性があるわけです。

巨大なお金が動くのでしょうが、マイクロソフトのビジネスって、もう既に終わっているような気がします。VISTAのシェアは思うほど上がらない、オフィス関連の新作を試したが、前のバージョンで充分という感想を持ってますし、MSNなどもなくても困らないという実感、Yahoo!も対応せざるをえない事情はあるのでしょうが、手を結んでそんなにメリットがあるとは思えないんですがね。

まぁ、Google一社独占という状況よりは、対抗馬も必要というレベルでは、意味のあることかもしれませんが……。

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snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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