楽天
2008年12月07日
2008年02月08日
楽天ヨーロッパに思う

三木谷さんも間近に見ましたが、机の角に身体をぶつけ、冗談でその机に文句言ってる姿は愛くるしいクマさんのようで、なかなか愛嬌のある人だなと思いました(笑)
その楽天、台湾進出を進行中ですが、今度は欧州、ルクセンブルクに拠点を置いて、楽天ヨーロッパを展開すると今日発表がありました。何故、ルクセンブルクなのか、それはそれでマーケティングはびっしりなされていて、「多様な文化を持つことや、中小企業が経済を支えていることなどが楽天に向いている」「ルクセンブルクは、マルチリンガルな人材が豊富であることや、地理的に欧州の中心であり、物流にも有利なロケーションである」ということらしい。そして、今後2〜3年以内にEUおよびEU外の欧州数カ国で「楽天市場」事業を展開していく予定であり、楽天ヨーロッパはその中核拠点となるそうな。
三木谷さんは、楽天立ち上げ当初で既に『これでは世界は狙えない』と口走った人だから、熱意の固まりの人だから、台湾、欧州事業は成功するような気がします。ある意味、日本びいきの台湾、日本人とテイストの近いヨーロッパを選んでいるところは凄いなと思います。アメリカはその後なのでしょう(笑)
また、三木谷さんは神戸で大震災を体験し、ある意味、捨て身で起業を誓った人で、それが地震でも壊れないパーチャル市場を形成しているところがいいところなんですね。
あと、楽天の技術面で誉める人はあまりいないのですが(笑)楽天はかなり進んでます。だって、楽天技術研究所には、Rubyをつくったマッツこと、大天才のまつもとゆきひろ氏がついてるし、既にMy Rakutenには、Ruby on Railsが使われてるし、カカムコム系や楽天でマッツはいろいろ試しながら、さらに新しい開発を行っていきたいとのこと。
有名評論家やコンサルタントは、すぐにアメリカのECサイトを例に出し、楽天やライブドアをクソミソに書いてしまいますが、私たちは日本人なんだし、日本人でもRubyなんていう世界的に素晴らしいプログラミング言語を開発した人がいて、情熱で世界を狙う経営者がいる。いいじゃないですか。
確かに楽天は大規模の市場を持ち、リサーチ会社を持っている割にマーケティングがまだまだの会社ですが、これからなんだと思います。なんて、よその会社より、自分の身の回りをなんとかしなきゃな(爆)