検索数
2009年04月13日
不況時には検索総数は増えるか?

さて、こういう時代にYahoo!やGoogleの検索数は増えるかだが、なんとなくみんな家にこもってネットをやっているイメージにしてしまいがちだが、不況時は購買意欲とともに検索意欲も減退しているから、検索総数は増えていないと推測する。買わないが調べる数は増えるとみる向きもあるが、単なる調べるだけでは消費者の方も疲れてしまう。消費者側もコンバージョンをしてこそ楽しみは増えるのだと思う。
よって、やや落ちている。ということはリスティング広告などの収益もやや落ちていると見るのが普通だと思う。
景気がいい時は未知なるもので満ちている時と言い換えることができると思う。未知なるものに夢を抱き、未知なるものを検索する。そしてこれは経済指標より早く動くのではないかと思う。
いつか、実数を見て、検討したいと思います。
2008年01月29日
株価と検索数の関係

Yahoo!のファイナンスコーナーの下の方に表示されている『検索率上昇ランキング』のワードの大小ですが、これは非常に参考になると思います。今日の時点では、トヨタ自動車とみずほフィナンシャルグループの文字が大きくなっていますが、両者落ちていく中で、注視している人がかなりの数がいることになります。これらは奥に行けば日別に見ることができ、どの企業がどの日に注目されていたかがわかります。たとえば1/26にはトヨタが1位の検索率上昇、しかし1/27には14位の検索率上昇となっています。1/26は土曜日で1/27は日曜日。こういうのは結果論的なところもありますが、トヨタ株は注目されながら土曜日に検索され、市場の始まる前日には検索数が減っているということは、買いへの積極的な意志が減っているとみることができます。結果、月曜日にはマイナス230円。一方、みずほフィナンシャルですが、1/25には2位、1/26には20位以下、1/27には7位。金曜日にやや伸びたものの、土曜日には注目されず、日曜日にやや淡く注目されながら、結果、月曜日にはマイナス20,000円。
これをもっと細かく時間帯別に見ることができれば、おそらく検索数と株価が比例する地点というものがあるのではないかと思うんですね。取引をする前に見るか、取引後に見る、いずれもありと思いますが、検索数と株価が連動しているのではないかと思います。白いローソク時に検索上昇率が増えれば急激に上がるし、黒いローソク時に検索上昇率が増えれば急激に下がる。
ただ、こういうのは傾向分析はできても、必ずそうなるとは言えないので、やはりツライところであります。また、株価の方が先に動くことだってありえます。
けれど、株価の行方を計るのに、検索数という指標ができていることは画期的な時代に入っているなと思います。もはや株価はインターネットと一心同体状態なのかもしれません。
実際に株をやっている人がいて、この検索上昇率をどう見るか、傾向がわかっている方がいれば、ご教授お願いしたいと思います。