七夕
2009年07月12日
幼稚園のデジタル事情

「芝居とは、風のようなもの」、だから記録に撮るというのは馬鹿げてる、なぁーんて、なんて言ってられないのです(笑)
その芝居のDVDですら出てる時代ですから、今や風のような一過性のものってありえない(笑)
あらゆるカメラ、ビデオの新製品が園児を狙っている(笑)肉眼でしっかり見ている人って少ないくらいです。
もう何回も体験してますから、今回だけじゃないのですが、そんなに記録にとってどうする?という気持ちがあります。
といいつつ、自分もハイビジョンで撮影してるわけですが(爆)今回はiPhoneで撮影してる人もいて、なんだか強烈にデジタル化を感じました(笑)
幼稚園専属のカメラマンさんが一生懸命ずっと撮影してるのですが、みんな自分のカメラ・ビデオでおさえたい一心なのです(笑)
アナログデータの時代は、いろいろ面倒であったのですが、デジタルデータは、後々の加工も簡単で、しかも延々保管できるような満足感もあって、なんとか綺麗におさえておきたい気持ちが高まるのかもしれません。
その場限りのイベントを手放しで喜ぶ、そんな素朴な時代はもう戻ってきません。
なんでもかんでも記録の時代なのです。
まぁ、救われるのは、踊りの後の花火大会。あの美しさはカメラやビデオではとらえきれません。
運動会の時が思いやられますが、この時代、もうあきらめるしかありませんのです。