2012年05月05日

第41回 広告大賞を見て…

KOKOKU第40回は震災の影響もあり放送延期となったフジサンケイグループ広告大賞。今年は、時間も半分以下に短縮され、さんまや楠田枝里子の姿も消え、フジアナウンサーと秋元康が解説するというスタイルに変わった。

秋元康というのは批判もよくされるが、広告大賞の解説を聞いていると、その指摘の的確なこと。またわかりやすく噛み砕いているので、特に今の時期にいたっては、この人が解説するのがいちばん適役かなと思った。

この賞に関しては力関係もあって、えっ?というものもいい賞をとってたりするので、これが広告のすべてではないが、ここで浮上しているものは時代の鏡になっているのは確かだ。

AKB48については、「いま」というよりも「少し前」なので、剛力彩芽、きゃりーぱみゅぱみゅあたりが「いま」の代表なのだろう。秋元康もきゃりーぱみゅぱみゅに関しては、結構語っていたので、AKB48が露出する理由にギャラの安さを冗談であげていたが、彼自身、次をにらんでいる姿勢はよくわかった。また、江口愛実に関しても、あの語り方では、結構、企画に入っていた感じがするので、人というのはなかなか嘘はつけないなと…時効すぎの語りで本音がでたかなっと(笑)

NTTドコモの森の木琴も東芝のLED10年カレンダーも誰が見てもいい作品なのでどうでもいいが、この番組に本来は関係ないのだが、九州新幹線全線開通CMをベタ褒めしていた秋元康というのはいい。ああいう開かれた、参加型のものが彼の視線と同方向なのだろう。グランプリや優秀賞というのは毎年、本当に作品っぽいものが多く、まぁそういう常識的なものより、Youtube再生回数最多の方が現在的にはグランプリに等しいかなとも思う。個人的には、わが家をほぼLEDに切り替えたが、東芝のものは問題はなかったが、某メーカーの高額のLED球は不良品で半年ももたなかったので、LED10年カレンダーのグランプリは、あんまし支持しがたい(笑)そんなに人の人生を照らし続けられるのも気持ち悪い(笑)し、使ってわかることだが、LED光はやはりあったかみがないし、LEDTVは目に悪い(笑)

CM関係で事実がわかって最近感動したのは、NEWSZEROでやっていた消臭力のミゲルくん篇のポルトガル・リスボンを背景にしたもの。リスボンは18世紀に6万人が亡くなった地震と津波に襲われた街で、もちろん今は復興しているのだが、そういう街を背景にすることで、その空気感から何かが伝わるだろうと語っていたエステーのマーケティングディレクター。まぁ、そういう高度な発信、伝達を実験的にやってるのもCMなんだなぁ……とこれは、第41回 広告大賞のクリエイティブ部門のテレビ優秀賞に入っているのだが…その企画を実現してしまう凄さに自分はかなりキタ。

29分と時間が短いので、とりあげようもないのだが、ドラマもそうだが、今CMはSNSと密接な関係がある。SNSも絡めて問いかけるどうのこうの、参加型のマトメがされたら、さらに良かったかと思う。それはテレビ番組としては許されないのか(笑)どちらにしても、29分に短縮された広告大賞の番組自体が、今の広告の事情を反映しているのかもしれない。

来年は29分以上であることを願う(笑)

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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