2011年04月30日
ハルカで表情が見えてきたSCANDAL

いちばん可愛いかなと思うドラマーのRINA。この8ビートの曲に正確に4つ打ちのバスドラを入れてるし、そのバスドラの合間に綺麗にハイハットを埋め、しかもそれを何気にこなし、ポイントで笑みをつくっている。たぶん、このバンドのノリの良さはリズムがしっかりしてるからだろうと…
ベースのTOMOMI。ヴォーカルとしても伸びのある声が魅力だが、演奏に専念してる時の滑らかな指さばきはかなりのもの。
あと注目の1988年生まれのリードヴォーカル&ギターのHARUNA。本当にクールな歌い方をし、ギターもサイドといういい加減な弾き方をしていなくてとても丁寧だ。名古屋コンビということもあって、MAMIのギターとともに曲を引き立てる演奏をしている。ライブで二人の連携を見てみたいとも思うレベルだ。
SCANDALは数々の海外ツアーもこなし、2009年には日本レコード大賞新人賞も受賞、Twitterからもヒット曲を発生させている。そんなに過激なラインにもいかず、どこかフツーさを保っているのが面白い。バンド結成からは5年たち、徐々にメンバー曲も増やし始めている。演奏テクも向上し、これからさらに期待したいバンドだ。
『ハルカ』はSCANDALにとって、出会って本当に良かった曲だと思う。素直で意味の広い歌詞内容に、SCANDALメンバーがそれぞれ感情移入している。そして伝えたいと思っている。
テレビでSCANDALを見て、正直、初めて、オッと思った。伝わったのだ。
ドラム:鈴木理菜(RINA) 1991年8月生 B型 キャレス大阪校出身
ベース:小川ともみ(TOMOMI) 1990年5月生 A型 キャレス大阪校出身
ギター:笹崎まみ(MAMI) 1990年5月生 AB型 キャレス名古屋校出身
ヴォーカル&ギター:小野春菜(HARUNA) 1988年8月生 A型 キャレス名古屋校出身