2011年04月24日
マジすか学園2の風景は心の現実かも

死んだはずの大島優子が実は三つ子だった。に吹いてしまった。
無茶苦茶だなと思ったが、W松井の格闘シーンを見ていて、「マジすか学園2」の構図は浮いたフィクションじゃないなという気がしてきた。
マジ女卒業生組は、おそらく今後のAKB卒業生組だろうし、前田敦子とおたべのラインは優等生組だし、死んでも死にきれない大島優子の位置も今のAKBの何かを表している。敵にまわったシブヤ、ネズミとセンターのてっぺん取りも単なる架空のストーリーで生まれたものではない。
「マジすか学園2」は裏AKBの心象風景でもあるなと…これは面白い。またAKBが裏AKBを演じることによって、フラストレーションは解消されて、AKBの活力にもなるという構造になっていることを企んでいる秋元康もさすがだかと思った。
アイドルの裏側も管理している。
そして、見ている方は表と裏を同時にみせつけられることによって、リアリティあるアイドルとして、余計に応援したくなる…。
心が沈没している時も、最後まで見てしまった「マジすか学園2」。これは異質だ。
前田の「マジ」探しも普遍的なテーマだ。
私の「マジ」はどこにあるんだ?
「マジすか学園2」は裏サイトのようなドラマだ。世の中が嘘をつけばつくほど、その需要は高まる。そして、ヘルマン・ヘッセの小説が時に登場するように、真摯な裏サイトだ。
心が病んでいるほど、この世界は綺麗に見える。自分にはかなり綺麗に見えるので、自分はかなり病んでいるんだろうと思う。ことはわかっている(爆)
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