2006年09月14日
小須田康人から第三舞台の話

第三舞台は現在、封印中で、2011年には復活するのか?どうかわかりませんが、なんといいますか、立ち上げ当初から、すべての公演をずっと見ているので、2001年の封印公演の時は、なんだか、生き甲斐をなくしたというか、抜け殻になった気分で、後は自分で考えて生きていかねばならないのだなと(大袈裟・笑)寂しい思いをしました(笑)
数ある公演の中でも一番好きだったのは、「天使は瞳を閉じて」でした。
これは1991年にイギリスでも公演されたもので、日本では1988年、ちょうどバブリーな頃で、やはり、バブルそのものはいろいろ言われますが、その時、文化的にはなんか良い時代だったような気もします(笑)
ついでに好きな公演順に並べておきますと。
「天使は瞳を閉じて」1988
「デジャ・ヴュ」1986
「リレイヤー」1985・1996
「スナフキンの手紙」1994
「ビー・ヒア・ナウ」1990
「ビルグリム」1989
「ハツシャ・バイ」1986
「朝日のような夕日をつれて」1981・1983・1985・1987・1991・1997
大高洋夫、小須田康人、長野里美、筧利夫、勝村政信、山下裕子、筒井真理子、池田成史、京晋介、松重豊、こういった俳優は、なんかずっと生で間近で芝居で見ていたので、今でも凄く近い存在のような気がします。おかしくてやがて悲しきストーリーにも惹かれて、公演があるごとに足を運び、テレビでも映画でもない不思議なパワーを芝居に感じ、この人たちがこんなにエネルギッシュにやってんだったら、自分もがんばろう的な+のエネルギーをもらっている感じでした(笑)
「結婚できない男」に出ていた小須田康人さんは、パソコン通信時代からの、根っからのパソコンオタクで「アジアをパソる」なんぞの本も出してはりました(笑)しかもかなり前ですから(笑)パソコンを持って海外に行くのが好きなライフスタイルで、アスキーなんかの雑誌にもコラムを書いていましたから…最近では、英語だけでなく、韓国語も上級者のようで、この人、ホント不思議な人なんですよねぇ(笑)
もう第三舞台の黄金時代は二度と訪れないでしょうから(笑)病気みたいに、毎回見ていた時間というのは今思うと貴重な時間の積み重ねだったんでしょうかね(笑)
脚本・演出の鴻上尚史については、いいんですけど、自分にとっては第三舞台というのは俳優の力にかなり惹かれてましたね、正直。
まっ、こんな回顧になるのも秋だからで(笑)しょうか(笑)
月曜は博多をまわり、金曜は東京出張、ちょっとハードなのですが、大豆ペプチドで調えて、なんとか元気にやっていきたいと思うのでやんす(笑)