2010年05月08日

Webコミュニケーションのねじれ現象

2010.05.05 CNET JAPAN掲載

以前にもチラっと書いたことがありますが、ブログに何か書いた時、そこのコメント欄やトラックバックを見るより、はてなブックマークや TweetBuzzのような場所を覗いた方が、本音というか(別にコミュニケーションを求めている場所ではないので)思ったことが自由に書かれていて面白い。

時々辛辣なことも書かれていたり、お前呼ばわりされているのだけれど(笑)それはそれでそういう場所なので面白いというしかない。

最近、トラックバックというブログ特有の欄が以前より動いていないところを見ると、ブログという形式そのものはもう山を下りる(下りてる)段階なのかなと思いはじめてきた。(気づくのが遅い?)

はてなやTwitterなどはホーム感覚の場所で、わざわざ掲示板やブログのコメント欄のようなアウェイの場所で何か書くよりは言いたいことを自由に書けるのでこういうことになっていると思う。上にも書いたが、別にコミュニケーションを求めているわけではなく、言っておきたい、つぶやきたいことを書く、のだと思う。

これはWebが成熟してきておこる、自然なねじれ現象なのかとも思う。

恋愛関係に例えると、健康的(不健康的)に向き合ってある時代が掲示板の時代、三角関係・四角関係のような時代がトラックバックのあるブログの時代、そこからまだ悟ってエロスの死(関係そのものはどうでもよく精神的な何かはつながっている) のような時代が、まぁ今なんでしょうかね。それはポジティブに言えば、ゆるい関係で何か言いたい時代なんでしょう(なんか強引に例えてますが・笑)

Twitter内、SNS内などホーム内ではそこまで冷めてないと思いますが、アウェイの場所では、どうせ言ってもしょうがないけど、どうせ通じないし、どうせコイツ馬鹿だしみたいなコゲパン感覚があるのだと思う。

んで、まぁ、これは自然にそうなっているんで、 Twitterを無理矢理、アウェイの場所に引っ張りこんだり、取り込んだりするのは、良くないんじゃないでしょうかという当然の意見になるわけですが…

ねじれたものはねじれたままサスティナブルに、というのもおかしいですが、なんか、もう、そういうところに来たのかなぁと…

もちろん共通の話題、共通の趣味、共通の何々で健全なWebコミュニケーションが盛んな場所もまだまだ多くあると思いますが…ちと冷めてきてますかね…と…自分が冷めてるだけかもしれませんが…

それで、今回の読者ブログの廃止についてのWeb上での(CNET JAPAN以外での) 意見をたくさん読みましたが、「残念だが、どっちもどっち」的なものが多かったですね。

おそらく、そうなのだと思う。


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20数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。

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