2010年01月29日

No We Can't! 失墜したアメリ蚊

obamaオバマ大統領初の一般教書演説の発言で、アメリカはもう終わったなと感じた発言がある。「私たちは二番目になるのは嫌だ!!」という発言。

Well I do not accept second-place for the United States of America. As hard as it may be, as uncomfortable and contentious as the debates may be, it’s time to get serious about fixing the problems that are hampering our growth.(私も米国が2位になることを認めない。どれだけ難しくても、どれだけ不愉快でけんか腰になっても、成長を妨げている問題を修復するときだ)

これがアメリカの本音だなと思ったが、車の販売数をはじめ、もう既にいろんな指標数字でアメリカは一位から転落しはじめている。

何よりウソくさいのがクリーンエネルギー産業、アメリカは未だ石炭がわんさと採れるので、わんさと火力発電で燃やし地球を汚し続けている事実があるのに、見て見ぬふりだし、地球のオゾン層を破壊しまくったのもアメリカだ。この人のクリーンエネルギーとは環境のことよりも雇用側面だけで語っているのが下品なのだ。

二番目になるのがイヤだというメンツだけで、乗り越えられるとは思わないし、ローリスクの金融マネジメントだけで、金融ジャンルが成立するとも思えない。中国や日本との関係があまりよろしくない事情を察してか韓国を友好材料にもってくるのも、なんだか小心としかいいようがない。

今後、中国、インドの勢いは止まらないだろう。

オバマ大統領の饒舌さは非常に軽すぎる(笑)

政治の時代は完全に終わったのだ。消費の蕩尽を忘れた国はもう浮かび上がれないのは事実だ。浮かれすぎている中国、インドは後進国イメージを持っているが、今までにない消費の頂点を行くのは確実だと思う。

蕩尽を忘れた消費者なんてパワーがない。日本もおそらくパワーがない。若い世代が金融投資術で自力で儲け始めた時は別だと思うが…

TVCMで、ちょっとだけ、ちょっとだけ、借りすぎ♪〜 

と流れると、うちの3歳半の娘が

「実は〜払いすぎ…」と有頂天になって叫ぶ(笑)

えっ、誰に教えてもらったんだと訊くと、5歳半のお姉ちゃんからと…

お姉ちゃんに訊くと「あってるよね、パパ、ね」と…

この人らの情報収集能力はどうなってんだと驚きつつ…

ママとパパは唖然とするばかり…

いやはや、なんともいえない時代になりましたな〜(笑)

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
tora7
snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
最新コメント
月別マーケティング