2009年10月20日

酒井法子本、届いた二冊について

noriko吃驚するのは、酒井法子保釈までの経緯が書かれた本がもう既に3冊も出版されていること。「酒井法子 孤独なうさぎ」渡邉裕二著と「酒井法子 隠された素顔」梨元勝著の二冊は届いたので、簡単に感想を書いてみます。

「酒井法子 孤独なうさぎ」の著者 渡邉裕二氏は、酒井法子担当歴24年の芸能記者で、酒井法子の身の回りを実に丁寧に書いているのだが、逮捕報道の時の情報量が凄かったため、特にその経緯を丁寧にまとめただけというのが正直の感想だ。但しやはり酒井法子の近くにいた人物なので、少しではあるが内面の変化を追っているところは興味深く、読み物としてはいい本なのではないかと思います。しかし、焦って出版したのかP109に誤植をみつけた(笑)こういう単行本で誤植があるのは珍しく(笑)ちゃんと校正してもらいたいなと思います(笑)

一方、「酒井法子 隠された素顔」の方は、感想も何も、よくもこんな粗悪で、つまらない正義感を全面に出して、言葉にしたなぁというくらい愚本で、梨元勝ってあらためて最低と認識できました(笑)よくもこんな駄文を中国語に訳して出版すると言っていたなぁと思います。ただ酒井法子をダシにして儲けようとしているのに、「酒井法子の復帰は絶対に許さない」だって(笑)その前に自分が引退した方がいいと思いますよ。ホント、くだらないの一言です(笑)

おそらく届いていない、もう一冊も同じようなものだと思いますが、酒井法子へのアプローチがなんか変なんですね。酒井法子が復帰する、しないは、本人と受け入れの大きな力が左右することであって、初公判も終わってないのに、こういうフライングみたいな本を出版して、便乗儲けしようとするところが何よりいただけないですね。

かといって、社会学的に書かれた本もつまんないとは思いますが(笑)まぁ、酒井法子を特別な対象と扱うのでなく、結構、今の体現者とし見ることによって、いろんなことが見えてくると思うんですがね。生い立ちが特殊だけにそちらに目がいってしまうわけですが、結構、今を生きる人たちと悩みは共通しているのではないかと思います。

そして本人がどういう選択をし、まわりがどういう反応をするのか、そこにもまた「今」があるんだと思います。

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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