2008年02月21日

ホワイト家族ってあったかい

a0d05b63.jpg今、たいがいCMの好感度調査をすると、ソフトバンクがダントツ1位で、露出量もさることながら、最近のホワイト家族24の『旅する父』篇にいたっては、なんとも微笑ましいというか、いい日旅立ちの歌とともに、女湯はいらんだろっみたいなところまでいっている(笑)

もともと、ソフトバンクで働いている上戸彩が、疲れて家に帰ってくる姿が好きなCMでしたが、セリフまわしが上戸彩ってキャバキャラなんだなぁ(笑)と実感させてくれたりで、(お兄さんもぉ、お父さんもぉ、のもぉがゾクゾクくる感じで・笑)まぁ真面目に分析すれば、当初は、『予想外なプラン』を『予想外なキャラ設定・犬の父、黒人の兄』で印象づけようとしてるのねで自分の中では終わってましたが、ここんところ、このCM、もっと深いところで戦略があったのではないかと疑うようになっています(笑)それが、まんまとはまっている。

その戦略とは?

『0円』で叩かれ、『いじめ』で叩かれ、紆余曲折としたソフトバンク携帯CM。ホワイトプランと色彩的な斬新さで印象づけようとしたしていたが、やはりお得な実感がいる。学割はまぁいいとして、家族同士無料って、いいなと思うものの、実際は今の時代、家族同士で長電話するわけないし、一番通話しないラインで、ホットラインをつないだ感じに仕立てたような感じがします。しかも、それは、家族が解体している今、無料通話でもう一度つなげようという社会貢献(笑)にもなっているということで、なんとも好印象のサイクルをつくっちゃったわけです。

企画書的には
『実は家族同士はあまり長く通話しない』というデータがあり
家族がバラバラになっている今、ホワイト家族24で、日本の家族を救済する、みたいな(笑)
この携帯プランは、もう一度愛ある家族を再生する役割を果たす、みたいな(笑)
社会的なミッションを背負わされているのかなと(笑)

過去CMを見ていると、クリスマスのあたりは思いっきりあったかいし、
この家族のキズナは尋常じゃないくらい、あったかい。
しかも、犬にされてしまったお父さんは、現実のお父さんもそんな存在だし、
外人のようなお兄さんも、現実のお兄さんも文化的にはそんな感じだし、
ただ今現在の家族の役割に意外とリアルに近い設定がされているのかもしれません(笑)
学割が出てきて、急に先生だった、みたいなのはとってつけたようで別にいいんですが…

『旅する父』篇なんかは、昔のサントリーの雨に濡れた子犬篇とかJRの焼き直しのパロディなんですが、若い世代から見たら、無茶苦茶新鮮なんだと思います。凄い!!とか、よくできてるとか、

飛んでるあたりは、昔の西武の『僕はおじいちゃんが好きだ!!』みたいなラインで、ノッテル企業というのは、さばけたところでいつの時代も判断できるものなのです。

しかし、やっぱり、このシリーズ、ロングヘアの上戸彩が仕事に疲れながら『家でも仕事の話しぃ』みたいな気だるい、あれが良かったなと、『えっ』と振り返るあのアングル、ベストです(笑)

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snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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