2008年02月03日

マイクロソフトの買収提案について

5d22f453.jpg今回のマイクロソフトのYahoo!への買収提案については、長い話は必要なく、こと検索市場の問題に絞るなら、MSNは常時敗北していたし、マイクロソフトとYahoo!が組んだとしても、Googleには何の脅威にもならないというのが、フツーの見方だと思います。

日本では比較的強いYahoo!ですが、世界での市場シェア、そしてモバイル化対応については、Googleはもうほとんどレールを敷き始めています。Googleの目標はいつもシンプルです。変わりつつあるネット状況で、変わりつつあるユーザーのあったらいいなサービスを追求していく。ニーズ体現企業ということで、マイクロソフトやYahoo!のようなビジネス上の思惑を一段階超えてるところで、先進性があるわけです。

巨大なお金が動くのでしょうが、マイクロソフトのビジネスって、もう既に終わっているような気がします。VISTAのシェアは思うほど上がらない、オフィス関連の新作を試したが、前のバージョンで充分という感想を持ってますし、MSNなどもなくても困らないという実感、Yahoo!も対応せざるをえない事情はあるのでしょうが、手を結んでそんなにメリットがあるとは思えないんですがね。

まぁ、Google一社独占という状況よりは、対抗馬も必要というレベルでは、意味のあることかもしれませんが……。

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トラックバック一覧

1. マイクロソフトがYahooを買収?  [ 儲かるシミュレーション ]   2008年02月04日 00:02
米マイクロソフトは、MSNというポータルサイトがあるのにYahooが欲しいんですね。検索サイトは、Googleとシェアを奪い合いつつあります。Google、Yahooともに、2007年は減益で売られているので、買収にはちょうどいい時期なのかもしれません。YouTubeがいつの間にかGoogleの...

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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