2007年12月03日

検索エンジンは、タイムマシン?

fee06c41.gif自分の昔の記憶の中で、なかなか消え去らない記憶というものが複数ありますが、1979年だったか、一橋大があるあたりの国立の公園、そこで友達の友達、友達の友達が集まり、何の目的もなく、文学とか音楽について、明るくもなく、暗くもなく、語り合った記憶があります。

芥川賞作家の孫と同級生だった私は、一人の女性を紹介されました。彼と同人誌を作ってるとのことで、紹介と同時に、小さな雑誌を渡されました。自然な感じのする女性は、なんとなく賢そうに見えましたが、非常ににこやかな印象だけが残っています。

その後、そこに書かれた作品をすぐに読んだ記憶がありますが、何か淡い恋愛小説のような、そうじゃないような、同級生の彼はもう現代詩人としてデビューしてましたから、やはり彼の友達は高質な人が多いなぁという印象でした。

当時、私のまわりは作家になりたがっている人がいっぱいでしたから、正直、そういう人の一人としてしか印象にないのですが、今日、実家の本を整理していると、本の合間から彼女に渡された同人誌がポトッと出てきました。

その名前(特徴的だったので)をなんとなく検索してみると、遠くにあった記憶の顔と一致する写真や芥川賞受賞などの記事がいっぱい出てきました。

へぇーと思って、略歴を見ると、その後、大学を卒業してずっとハンブルグに住み、ドイツ語と日本語で小説を書いている世界作家になってるとのこと。

なんとなく、そういう感じの人ではあったけど、世界に飛び出した時の苦労というのは凄かったんだろうな、というか、こちらは、のほほんと日本にいたものだから、想像できない世界というのが正直なところですが…

作品そのものよりも、何故、日本を離れようと思ったのか、そういうところに今は興味があります。そして世界体験。文学からかなり離れてしまった今の自分ですが、少しは懐かしく彼女の作品でも読んでみようかと思っております。









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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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