2007年10月29日

ええじゃないかの遺伝子

b839d647.gif「ええじゃないか」のルーツともなっている伊勢参り「おかげ参り」の歴史を見ていると感心するものがあります。

発祥は1650年の江戸からですが、1705年のおかげ参りは当時日本総人口2769万人で2ヶ月間に370万人が伊勢神宮に参詣。1771年には3110万人のうち200万人が参詣。1830年には3228万人のうち428万人が参詣。と60年周期で大きなおかげ参りは行われていますが、その数は当時の日本人口の約1割を超える数で、おそらく、この数ならば、私たちの先祖の誰かは「おかげ参り」を経験しているはずで(笑)くらいの数ではないかと思うのです。

熊野詣でもおかげ参りも歴史的記述以上に、楽しく俗っぽく、さぞかし遊興にふけまくっていたと思うのですが、その感じは、歴史的記述や絵を見るよりも「熊野」「伊勢」という言葉の響きに、何やら自分の中の遺伝子がときめく感じでわかります(病気かも・笑)

現に、私の住んでいる家のすぐ前は、昔の熊野街道にあたるところで、石碑もよくたっており、行ったことがあるからかもしれませんが、「あぁ熊野につながってるなと」という変な実感があります(笑)

最近では雪印も不二家も自分の中では許してしまって、製品を買ってしまっていますが、赤福餅についても、当分は買わないでしょうけど、変に怒りが少ないのは何故なのか、自分でも不思議に思います。

たまに、食べていたから、今更という意識なのか?
また、ここもか、というあきらめの意識なのか?
生もの企業だったら、多少はという意識なのか?
食べなくてもすむ食べ物だからか?
CMが好きだったからか?
(何でも強く叩くマスコミ姿勢に辟易としてきたのか?)

なんとなく、そうじゃないみたいなのですね。伊勢の名物、赤福餅、赤福餅から連想される伊勢という響きに「まぁ、ええじゃないか」・笑 と思ってるような緩さがあるのですね。なんかしらんけど(笑)

日本の検索エンジンで「コンプライアンス」という言葉が急に検索されるようになったのは、2004年からです。CSRなんていう言葉とともに浮上してきたわけですが、それまでは「コンプライアンス」という言葉すらなかったわけで、確かに雪印事件の時は、そういう用語使いは出てなかったように記憶します。

今はコンプライアンス(当たり前じゃねぇか)という姿勢が大事でしょうが(笑)それ、子供の時の駄菓子屋に置いてあった食べ物なんて、みんなおかしなものだったし、学生の時、半年ばかしアルバイトしてた鉄板焼き屋の裏事情見たら、それはそれは凄まじいもので、しばらく外食できないようになってしまったし(笑)どこでも現場を見れば、なんらかしら、おかしなことはあるんですね(笑)

だから、しゃあないと思うわけでもないけど(今の時代は)

あと、上にもあげた、正義感たっぷりに強めに叩くマスコミ姿勢が、なんか気にくわないのね。

亀田兄の謝罪会見を見ていると、あっ、おれ、今まで亀田イヤだったけど、いいこと言ってるじゃんという部分がありました。昔から変わっていないのはマスコミだけで(笑)

例えば、赤軍派のメンバーの家族が、マスコミにインタビューされて「息子のことをどう思うか?」と問われて、「こんなに世間様に迷惑かけて、人間として最低の息子だと思います、罰してやってください」と。

亀田兄の場合はその逆ですが「親父のことをどう思うか?」の問いに「世間ではいろいろ言われるが、自分にとっては世界一の親父」と答えているところがダイヤモンドなのです。

マスコミは、社会性の亀田家と家族性の亀田家とごっちゃにして、亀田家を全否定して丸潰ししようと躍起になっていますが、家族性の亀田家を否定する権利はないはずです。社会性の亀田家について謝罪している場面で、いい気になって責めてくるマスコミ。

ボクシングのコンプライアンス性について律儀についてくるマスコミ

ボクシングの格闘技性を演出していた亀田ファミリー

どっちも正しくて、正しくないような気がします。

しかし「世間ではいろいろ言われるが、自分にとっては世界一の親父」という言葉は、亀田ファミリーの内から発する最高の言葉で、戦略シナリオフレーズとしても高品質なのです。

あきらかに、マスコミはKOされてしまいました(爆)

沢尻エリカあたりでは、もっとヒドイやり方をしていました。「芸能界のご意見番、和田アキコが…」と自分で語らず、和田アキコをだしにして、徹底的に責めるやり口です。

これも沢尻エリカを擁護しているわけではありませんが、子供の時、TV局やイベント等毎週行って芸能人の素顔を見てましたが(笑)不機嫌、しゃべらない、カメラを向けるとニコッなんてのはザラにありました。ファンを裏切ったなんていう行為はいっぱいあり(笑)出る釘は打たれる仕打ちはよくわかりますが、最近のバッシング体制は、いじめそのものですね。こんなマスコミ体制でいじめなんか、なくなるわけないと思いますよ(笑)コンプライアンスで攻めれるのは社会性の問題だけ。家族性や人間性まで否定できるわけないじゃん。

キャンディーズが「私たち、フツーの女の子の戻ります」と言って、誰もフツーの女の子に戻らなかったわけですが、みんな許してしまってるし(笑)

マスコミも、あまり、コンプライアンス、コンプライアンス、といっていると、現代のええじゃないか運動がおこると思います(笑)コンプライアンスにそって今のテレビ番組をすべて見直したら、どうなるか、やってみて欲しいところです。

広告もマスコミじゃねぇかと言われそうですが(笑)少なくとも、今のマスコミおかしいぜって言える隙間を持ってるところがマスコミじゃないんだと思います。ちとクリティークいれれるのでね。

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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