2007年08月27日

「超高級マンション」で検索してくる人

リスティングを担当している高級分譲マンションの第一期が即日完売で、ホッとしているこの頃です。しかし、時代は変わったもので、「億ション」で検索してくる人はいるものの、最近は「超高級マンション」で検索してくる人がそれの7倍くらいもいます。「億ション」って億を超えてるぜっみたいな意味合いしかなく、3億、4億のマンションを買う人にとっては「超高級マンション」の響きの方が、自分のステイタスを満たすからなんでしょうか。「超」がつかなければ「超高級マンション」の検索数の8倍はいてまして、これだって相当の金額のマンションを買う意志の人でしょうが、有力検索エンジンで月間で1万人以上はいますから吃驚です。

リスティングでマンション系のコンバージョンをとる場合、こういう高額物件や特色のあるものの方がやりやすいといえばやりやすいわけです。高層マンションであるとか、タワーマンション。面白いのはタワーマンションの低層階を狙っている人が結構いることです。

先日、北新地で食事して帰ろうとしたところ、廃れているはずのこの界隈も昔とまた別の賑わいで活気づいていました。業種は変わっているにしろ、羽振りのいい人はその時代、その時代にいるものなのだなぁと感心しました。ついでに、「高級クラブ」で検索する人の数を見れば、「高級マンション」と良く似た分布になっておりまして、さすがに「超高級クラブ」で検索する人はいないものの、銀座、六本木、北新地という地名で絡めて検索している人は結構います。

よく景気指数なんかがありますが、こういうのは検索ワードから、割り出すことも可能かもしれません(笑)もしできたら、かなりのアテにできそうな(笑)

ちなみに、「値上げ」で検索している人の数を調べてみると、なんと、家賃やタクシーやガソリンや煙草や小麦粉や保険料よりも、「ロレックス 値上げ」で検索してきている人の数がダントツです。なんてシアワセな国、ニッポンなのかなぁと感心します。逆に「値下げ」では医療保険の次に「ps3」がきてて、やはりこの国はノーテンキ全開みたいです(笑)

日本もある意味、格差が広がっている今、平均値で割り出すような指標はあまり意味ないのかもしれません。今の時代、日経平均株価なんて、ホント、意味ないと思いますね。あれはいったい何を意味しているのかよくわかりません(笑)というと、だいたい怒られるハメになるのですけど、正直、世の中の景気動向を表しているとは思えません。

ということで、暑さはおさまりませんが、日の暮れるのは早くなったなぁとつくづく。

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snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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