2007年04月19日

検索エンジン 国別依存度 一覧表

53afd742.gif前々から何故、日本の場合、圧倒的にYaoo!が強いのかと疑問に思ってましたので、この際、各国の傾向を見てみました。調べ方は、Google Trendsの地域別を使用。検索エンジン窓に検索エンジン名(Yahoo!,Google,msn)を入れる数の多さイコール、需要の多さに換算してみてみました。すると…

●Googleが強い国
ロシア
ドイツ
韓国
香港
中国(百度は対象とせず)


●Yahoo!が強い国
アメリカ(サーチボリュームではこうなる)
日本
フランス
シンガポール
スペイン
台湾


●MSNが強い国
イギリス
オーストラリア
カナダ


これって、なんだか傾向が出ていませんか。Googleを好むグループはとても論理的思考が好きな国々。Yahoo!を好むグループは、情緒的な国々(アメリカについては後述)MSNを好むグループは、英語圏でアメリカにあこがれている国々。なんだか、こういうふうに見ることができます。

日本のYahoo!の場合はソフトバンク管理なのでヤフオクはじめ、コンテンツがきちんと魅力的に仕上がってることもありますが、それだけでなく、情緒的な人種だから多少論理的にゆるみのあるYahoo!を好む傾向があるといえます。アメリカなんかはGoogleグループに入ると思ってましたが、意外とYahoo!のサーチボリュームが多く、アメリカって情緒的な国なんだと思えば、最近の国の動きを見ているとうなづける面もあります。戦争好きだし…バカ騒ぎ好きだし…

全体的にはGoogleがかなり増えてきてはいますが、上の傾向は国民性のもともとの遺伝子に由来しているような気がして、そんなに大きく変わらないだろうと思います。

ん〜ん、この辺りを深く追求していくと、興味深いデータがとれると思いますが、私はこの辺でとどめておきます(笑)あと、かの『POWERSET』が出てきた場合、精度が良ければGoogleグループが食われ、精度がゆるければYahoo!グループが食われるのか、そんな予想もできないことはないです。

さて、ホント、将来どうなるんでしょうかね〜

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tora7
snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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