2012年12月

2012年12月31日

AKB48を低画質で見るといろんなことが見えてくるw

AKB48今年は、「レコード大賞」とか「紅白歌合戦」は長いので低画質のLPモードで録画している。何がおきたか、観察する程度ならこれくらいの画質でいいやっと思ってのことだが、これが意外と“見えないものを見せる効果”があった。

JUJUや演歌歌手などはあまり動かないのでLPモードでも不満なく見れるのだが、AKB48くらい運動量の多いシーンは、すべてがボケボケに見える。これじゃあ、次世代で注目している島崎遥香(ぱるる)、入山杏奈(あんにん)、川栄李奈(りっちゃん)は惜しいなと思っていたところ、何故かNMB48から参加している渡辺美優紀(みるきー)だけが、動いているにもかかわらずブレずに綺麗に見えるのだ。それは大賞候補で踊っている時も、大賞受賞の時も同じだった。

その理由を確認するために「真夏のSounds good!」を何回も見たが、要は渡辺美優紀は他のメンバーと同じく激しい動きをしているのに“軸がブレていない”ので、顔(頭)の位置は固定され、低画質でも綺麗に見えるのだということがわかった。対照的に旧メンバーの小嶋陽菜とかは軸が揺れ揺れでゴースト状態、ボケボケだ。

これは面白い。

渡辺美優紀の次によく見えたのは、W松井のSKE48のメンバーだった。

このモードで見ると、よく映っているにもかかわらず、渡辺麻友(まゆゆ)もかなりボケていた。

あと、HKT48に移籍した多田愛佳(らぶたん)は博多で美味しいものを食べ過ぎているのか、他のメンバーよりもかなり太って見えた(笑)これは関係ないか(笑)

2年連続でレコード大賞を受賞したAKB48。他の歌手と決定的に違うのは運動量だ。それがテレビ画面からも伝わる。個々人の運動量×人数でいうと圧倒的なざわざわ感だ。これは見てるだけでも動体視力は酷使され、体温が上がる。冷えきった時代の中で、まだまだ人気があるのはこういう生理作用があるからだろう。西野カナの「GO FOR IT!!」きゃりーぱみゅぱみゅのダンスにも同じものを感じた。

AKB48については第2章というよりも、第1章のなごり雪しか感じなかった。前田敦子(あっちゃん)のいない「真夏のSounds good!」はあまりに寂しい。あの異常に長い手足がセンターにいなければ、アクセントがないのだ。それとダンスの上手いメンバーが後ろにいて、旧メンバーがまだ前にいる体制にも未来を感じない。

2年くらい前に、NMB48劇場で、何回かハイタッチした渡辺美優紀(みるきー)。レコード大賞でも本当に楽しく踊っていた。あの娘が今やレコード大賞受賞のステージで踊っている。そういう身近に感じるアイドルをつくったのは、あらためて画期的であったとは実感するのだけれども………。

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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