2011年06月

2011年06月30日

乃木坂46は失敗する-フラクタルの視点から

nogizaka日本というのは一言でいえば「雑種文化」であり「雑種民族」である。以前はいろんな説が語られたが、随分前にDNA解析が公開されてからは疑う余地もない。日本人固有のタイプというのは、4.8%に追いやられ、本州でさえアイヌや沖縄のDNAの方が高い数値となっている。そして私などは上戸彩の顔が大好きだが、上戸彩の両親のルーツは北海道と沖縄で、それを凄く懐かしい顔と感じてしまうほど、日本人固有のタイプというのは面影もなくなっている状態だ。

【本州日本人のミトコンドリアDNAタイプ】
日本人固有のタイプ 4.8%
韓国に多いタイプ  24.2%
中国に多いタイプ 25.8%
アイヌの人々に多いタイプ 8.1%
沖縄に多いタイプ 16.1%
5集団以外のタイプ 21%

【韓国人のミトコンドリアのDNAタイプ】
韓国人固有のタイプ 40.6%
中国に多いタイプ 21.9%
アイヌの人々に多いタイプ 1.6%
沖縄に多いタイプ 17.4%
5集団以外のタイプ 18.5%

【中国人のミトコンドリアのDNAタイプ】
中国人固有のタイプ 60.6%
本州日本人に多いタイプ 1.5%
韓国に多いタイプ 10.6%
アイヌの人々に多いタイプ 1.5%
沖縄に多いタイプ 10.6%
5集団以外のタイプ 15.2%

日本神話を見ても、その特徴はよく出ていて、世界のだいたいの神話では人間は神が創ったと描かれているが、日本神話では神が人間を作った記述は一切ない。それは何を意味するかというと、日本人がどこから来たのか、日本人のルーツは何なのか、はっきりしないということだ。

自ブログの中で何回も引用しているが、「記号の森のAKB48」「前田敦子の表情の中には、日本的なもの、タイ的なもの、フィリピン的なもの、ベトナム的なもの、インドネシア的なもの、いろんなアジアが薄くにじんでいるように見えるのだ」ことをAKB48のエース・前田敦子の魅力として感じてきた。

前田敦子の顔を拡大していくと、いろんなアジアが見えるというフラクタル図形のような原形とすれば、AKB48というのは、アジアの雑種性を自己相似的に組織化していった、もっと大きなフラクタル図形ともいえる。そしてそれが、チームA、チームK、チームB、あるいはいろんなユニットと小分けされようが、いろんなアジアが見えるキャラクターに変わりはない。

だから、韓国の少女時代やKARAのように完璧なダンスを踊らなくてもいい。少女時代やKARAは韓国固有のDNAを発散させながら、韓国らしいスタイルの良さやリズム感を示せばいいわけで、AKBは、雑種民族のその奥にあるアジアをほうふつとさせながら、不思議な存在感を示して、それが一生懸命動いていることに感動がある。

要は、AKB48とは雑種民族である日本人の特徴がよく出たアイドルグループということだ。どこを拡大していっても、つなぎあわせても、いろんなアジアが見えるフラクタル図形のようなもの。それが魅力となっている。ここまで大人数にしなければならない理由は、人数を足せば足すほど、自己相似の客観性が高まるからだ。

しかし、あまりにフラクタル、また多数の要素間に相互作用がある系は「自己組織的臨界状態」を保とうとし、必ず「超臨界状態」を迎える。

最近の事例でいえばグリコのアイスの実の江口愛実があげられる。

江口愛実は、AKBメンバーの顔の一部を融合させたCGだった。

江口愛実は、自然界にはない人工的な単なるピースだ。これは自己組織化されたフラクタル系の中では完全な異物だ。推し面メーカーによって、さらに異物のピースは大量生産され、砂山は大きく崩れていく。江口愛実は、いろんなアジアが見えるフラクタル系を乱してしまった。まったく違うカタチをしている。

そして今回の「乃木坂46」
ここまでくれば、これはカオスであり、カオス結合系だ。AKB48のライバルとは聞こえはいいが、この強烈な関係性は、AKB48を常に超臨界状態へ向かわせ、痛々しい結果になるのは見えている。

ソニーグループのデフスターは、AKB48のことを「逃した魚たち」のようにみせかけているが、実は2008年の「桜の花びらたち2008」の販売方法で独占禁止法違反騒動(CDに期間限定で44種のソロポスター1枚をランダムで付け、44種のポスターを揃えれば特別イベントに参加できるという企画-1回も同じポスターが出ることなく全44種のポスターが揃う確率は、計算上で77京1468兆8909億1789万4000分の1、批判が相次いだ。ポスター付のCDが販売されたのはAKB48劇場カフェのみで、販売期間は2008年2月26日から28日の3日間のみと限られたものであったことも批判の対象となった)をおこしている。この辺りの危機のことは、現在SDN48の大堀恵の「最下層アイドル」に詳しいが、自分たちで騒動をおこしといて、バツが悪くなったら契約を打ち切るということで、もし、デフスターのままだと今のAKB48人気はなかったかもしれないと思った方がいい。

そのソニーグループが、AKB48の公式ライバルとして「乃木坂46」をたてるというのだ。グリコのアイスの実の時といい、今回の乃木坂46といい、乃木坂46においては、公式ホームページにAKB48のメンバーの顔もさらされているというのに、メンバーはそのプロジェクトは寝耳に水のようなコメントを発言しているのが痛々しい。

メンバーはモノか!! メンバーの顔は福笑いの遊び道具か!! メンバーは大人のオモチャか!!

乃木坂46 のホームページに「乃木坂46はAKB48が歩んできた5年間を5ヶ月間で追いつけるのか?」としているが、あらためて書いておくが、AKB48は、一度は秋元康プロデュースからファンにプロデュース権をゆずった自己組織化されたフラクタルユニットだ。それは本人も複数の雑誌でAKB48ヒットの理由として語っているが、5ヶ月間で追いつけるわけがない。

どんなに美少女、ダンスの上手い、歌の上手いメンバーを集めても無理なのだ。

何故なら、AKB48は、たまたまかもしれないが、日本の、雑種民族のルーツを感じさせる雑種の神、雑種アイドルだからだ。AKB48のDNAは日本人のDNAそのものだからだ。スーパーガールズやアイドリングのようなグループではかなわない。

そんなことは百も承知で秋元康はやっているのだろう。遊びと思っているのか。そうだとしても、江口愛美の一件といい、乃木坂46の一件といい、あまりにもデリカシーがない。

複雑系の見地からいってもAKB48と乃木坂46のバトルで創発はおこりえない。あまりにもカタチが違いすぎるからだ。

超臨界状態となっているAKB48。プレイステーションの第2弾のゲームでは、かなり肌を露出させ、大爆発寸前だ。これもソニーだが、教育的なトラブルがおきそうな気配だ。

逆にこの5年間の積み重ねは何だったのかと言いたい。

税金もたくさん払っているんだろうが、人は生きながら生きることに価値があるとあらためて書いておきたい。常に注目を集めるために死にながら生きることは、死にながら死ぬことよりも醜いということを書いておく。ファンを裏切っているところで、アイドルをプロデュースする立場の人間は精神的に死んでいるのだ。

メンバーも早くそのことに気がついた方がいい。みんな独立してしまえばいいのだ。乃木坂46と戦うためにAKB48にいてる意味はない。

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2011年06月27日

戦略シナリオの怖さを書いておく-ノンフィクション篇

皆さんは「戦略シナリオ」ってご存じでしょうか? 小難しい理論のもと複雑なことやってんじゃないのって、ことで一般の人にはあまり感心度が高くありませんが、また、業界ではこのネタばらしは御法度な部分も多いので、わかりやすい例はあまり公開されていません。

あたりさわりのない例としては「アセロラは体にいい」→「アセロラは肌にいい」とコードをかえて、媒体もインナーに換えていった成功例があります。

えっ、それだけのスイッチと思われるかもしれませんが、何故そうしたらいいかについては膨大な資料と洞察がありますが、「戦略シナリオ」っていうのは、すべてのシナリオの根幹をいじるってことで、遺伝子組み換えみたいなもので、目標コードはとてもシンプルなものです。

あたりさわりはありますが、自分がかかわったものでもう会社もなく(つぶれつつある)というものを紹介します。

例えば、超大手金融会社のT(現在会社更生手続中)が2003年、会長の逮捕で信用が一気に揺らいだことがあります。当時はいろいろ囁かれたにしろ、日経ビジネスや報道番組でもその経営を誉めていたという時代です。いわゆるワンマン経営の柱が折れたことで、広報的にどうするかでいろんな戦略が練られました。いろんなことが語られたはずですが、実際に採用された案は、この「戦略シナリオ」の提案でした。しかも極端にシンプルな案です。

「私たちはTです」を広告の主要部分、CMではラストに複数の女性が決め文句として語るというものです。

この危機を乗り越えるために、この企業の根幹コードをいじる必要性がありました。

Tはワンマン会社→そのワンマン経営者が逮捕→Tはもう終わり を「私たちはTです」とすることにより、Tは会社組織であり、何事も協議で経営されている。ことと、何より「私たち」と複数形にすることにより、社員を感じさせ、ワンマン会社で働いている社員も大変だよなぁとサラリーマン&OLの同情を寄せれば切り抜けることができるんじゃないかという…コピーライターの提案がそのまま実践されました。

そんなしょうもないセンテンスで会社が救われるかと思われるかもしれませんが、このコードを新聞&TVで大量に流し続けると、Tは私たちなんだよなぁ、ワンマン経営者がいなくなって、かえって良くなっていくじゃないの、社員はがんばってるんだよなぁと…実際に印象がアンケートでも変わっていきました。

このコピーライターは顧客のOL率(女性率)が低いという問題があった時にも、放送コードをパスする「戦略シナリオ」を使っています。

「いちばんがいちばん」というコピーです。

女性ダンサーが着替えのロッカールームで「いちばんがいちばん」「いちばんがいちばんか」という会話をするものですが、女性からの好印象度で他社大手から差がつけられていた時、四の五の関係なしに「いちばんがいちばん」という絶対ブランド的な一行を植えることで、選択の時、頭をよぎればということで、しばらく流し続けられました。

その後、その実績をかわれて、CSRラインの企業広告を1年まかされることになるのですが、横やりが入ってきました。昔からおかしなところでつながっている広告代理店が…

「Tはコンプライアンス」というわけのわからんコードをゴリ押しして、すべての媒体をうばっていきました。これは危険コードです。コンプライアンスがいちばんなってない企業が「Tはコンプライアンス」と言うことで反感を買うことは目に見えてます。また、それを前面に出すことによって、過払い請求は拍車をかける。想像していた通りです。Tは過払い請求の餌食になり、会社更生の道を歩んでいきました。まぁ金利がいちばん高かったというのもありますが…自分で自分の墓穴を掘ったのは事実でしょう。

このように「戦略シナリオ」は使い方を間違うと大やけどしてしまいます。反感を買うようなコード換えがおこった時、雪崩のようにすべてが崩れさっていくことがよくあります。

自分の成功例では、いつも素直なコード換えが多いですね。日本酒でなんとか造り、なんとか仕込みとか、やたらそんなことを言い合っていた時代がありました。でも調べてみると、大手日本酒メーカーのつくってるものなんて地酒の足下にもおよばない場合が多い。そんな時に

「能書きはいい、飲めばわかる」

なんてやると、ピシャリと当たる。この時は能書きがいえない日本酒だったわけですが(爆)日本酒に能書きなんていらないよと開きなおることで、そうきたかと共感を得ることができる。また、中尾彬さんを持ってくることでリアリティが生まれる。商品ネーミングも辛口をそのまま持ってきて、伏見の女酒というイメージを男酒にまでイメージづけることができた。「辛口はなんとか正宗」というコードを崩してしまい未だに売れ筋となっている。自分的には美味しいとか旨いとかはいってない。「飲めばわかる」ということで、買ってくれる人の判断にまかせてるので罪の意識も少ない(笑)

面白い例は他にもいくつもありますが、気になるのは最近、一気にAKB48の戦略シナリオ(戦略コード)がねじ曲がったということです。ここにもTと同じ広告代理店がかんでますが

「AKBは会いにいけるアイドル」
「AKBはどんなに売れたって劇場型アイドル」

と真逆のプロモーションを行って話題をさらっているように見えますが

マスコミを一斉に使って、おかしな戦略コードを使い始めています。
「江口愛実は実在する」→「江口愛美は実在しない」で
思いっきり騒がせておきながら
「江口愛実は実在するって思っていた人は少ない」
こんな遊びで怒ってる奴は馬鹿で広告的には良かった、と。

こういう詐欺まがいのことを一度でも行うと

「AKBは会いにいけるアイドルでない場合もある」
「AKBはどんなに売れたって劇場型アイドルでない場合もある」

と海老のしっぽがついてしまいます。

「AKBは会いにいけるアイドル」このコードのみがすべてを支えていたのに、今回のグリコのプロモーションですべてが崩れさった。

NMB48に関しては、オリコン週間1位をとらなければブルマ公演など、オリコン週間1位をとることが目的となっている。

もはやAKBは国民的アイドルグループで「会いにいけるアイドル」ではなくなってるんですよ。と伝えたいならばそれはそれでもいいだろう。しかしもともと完璧ではないキャラクターの集まりだから、「会いにいけるアイドル」がとれたら、ただただ完璧でないアラが見えるだけだ。

予定調和の破壊ではなく、予定飽和が始まっている。

戦略シナリオの崩壊が、この理想形と思われたグループにとって、どんな影響をおよぼしていくのか、かなり好きだっただけに、目撃していくにはつらいものがある。ただ戦略シナリオ崩壊のケーススタディとしてはいい例となるのは確かだろう。



2011年06月21日

言い訳Maybe、江口愛実の仕掛け人は最低だなっ

play6/20発売の週刊プレイボーイを見たが、前号であれだけ煽っておきながら、種明かしはモノクロ2Pと消極的な編集。ことの重大さに気付いたのか、AKBファンを敵にまわしたくない配慮か、うちは言われたとおりやっただけで悪くないですよといわんばかりに極端におとなしいものとなっている。



だとしたら、明らかに仕掛け人がいる。

そして馬鹿みたいに名乗り出てる人物がいる。

電通関西支社の中尾孝年(クリエイティブ局)

しかもこの企画は「実在するアイドルと騙すことではなかった」としょっぱなから言い訳たらたらだ。

「登場はあたかも実在するかのような演出だったが、このキャンペーンの狙いは“実在するアイドル”として皆さんをだますことではない。作りモノなんでしょ?と暴きながらも、分かりながらも、彼女の存在を遊びとして楽しんでいただくのが狙い。さすがファンの皆さんは鋭くて、こちらが予定していたよりもはるかに早く、どんどん疑惑を暴いていかれるので脱帽だった」


実在するアイドルとして騙すことが最終的な狙いでなかったとしても、前号の週刊プレイボーイを読めば、実在するように見えたことが大問題なのだ。疑惑を暴く、そのドス黒い疑惑を最初につくったことが大問題なのだ。

AKB48の文脈と江口愛実の文脈は全く違うと感じていたが、こういう心ないクリエーターは即座にAKB48の広告から立ち去ってくれ、かかわるなっと言いたい。

そしてフタを開けてみれば、グロテスクな推し面メーカーなどという、人の顔を弄ぶような笑えないおもちゃまでつくって、これがインタラクティブな遊びとでも言いたいつもりか。

しかもニュース的なところで情報操作までしている。

実際は、実在か?CG?かで大論争になったのではなく、実在するようにみせかけたそのやり方に批判があがっていたのに、大論争にまでなった話題づくりの成功例のようにまとめていた。明らかに文脈のすりかえだ。

「魅力的なAKB48のメンバーの、魅力的な部分を組み合わせたら、今まで見たこともない魅力的な究極のアイドルが生まれるのでは?という思いが企画の発端。だから合成やCGというよりは“組み合わせる”という感覚で愛実ちゃんが生まれた。この企画を通じて、広告もなかなかやるね。CMってやっぱ楽しいわ、と思っていただければ…」

おそらく、人の気持ち、世の中の動きが見えない馬鹿なんだろう。話題になれば、騒動になれば、企画が成功したと思ってる馬鹿なんだろう。誰一人、この企画で、CMってやっぱ楽しいわなんて思っていない。

ただ、今回の江口愛実のシナリオの基点が秋元康サイドでないことに少し安心した。おそらく利用されたのだろうと思う。許可を出してるので共犯かもしれないが、その辺りはいつかしっかりしゃべってもらいたいと願う。語れない圧力もあるんだろうが…。

しかし、今回の件で冷めたファンは結構いるだろう。
アイスの実で冷やされてしまった。

こういうことがおこるのも今はAKB48の沸点だからだ。

昨日のMJや今日のHEY HEY HEYの前田敦子のソロデビュー姿を見て、AKB48どうのこうのより、前田敦子自体がソロデビューしてることに、何かが終わったような感じがしてくる。

一方、ネ申TVの高城亜樹、倉持明日香、北原里英、宮崎美穂の看護師学校での講義を見ていると、ただのアイドルではないAKBの奥の深さを感じるが、109の広告といい、露出は頂点を極めている。電通のコンタクトポイント戦略で拍車をかけて思いっきり消費されていっている。食い尽くされるか、食い尽くされないかはAKBの底力にかかっている。

数は多くなくても同じように感じている人もいる。
AKB48『放課後は、いつもPARTY☆』江口愛実の顛末
という記事、なんだか共感してホッとした。

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tora7
snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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