2009年07月
2009年07月28日
Google Ad Plannerはどこまで正確か?

特に最近はケータイのアクセスやWiiからも(笑)増えているので、PCのみカウントするこういうツールはある程度の相対評価の参考にとどめておくのが妥当かと…。
男女比、年齢、年収などの資料はないよりはマシだが、アットコスメやカフェグローブ、クックパッドを男がそんなに見てるとは思わないし、シニアコミュニケーションのストライクゾーンはほとんど見ていないことになるので、なんだかおかしなことになるのです(笑)楽天やアマゾンを利用している人は低収入層になるし(笑)この辺も絶対値としてではなく、他のサイトと比べて、そういう傾向にあると見た方が良さそうです。
ただ面白いのは、電通のサイトとか朝日新聞のサイトのアクセスはここ数年で半減近く落ちており、これはケータイどうのこうのというより、本当にアクセスが落ちているのだと思う。総合的には男の比率と年齢層の高いサイトのアクセスは大きく下降している傾向にあります。
7/30のニコニコ生放送に、ダウンタウンの浜田が司会に起用されたり、ひろゆきとホリエモンが対談したりと、なんだかメディアの軸がスライドしてきた今、インターネットの中でもオールド組とニュー組に分かれ、オールド組はちょっとツライ状況にあるようですね。
本当は日本版ができてもおかしくないGoogle Ad Plannerですが、いろいろ圧力もありそうで、悲しいかなおそらくできないでしょう(笑)
世の中のGoogle比率が高まるにつれ、Google Ad Plannerの精度も良くなっていくのは確実で、管理外サイトの傾向を見るにはやはり軽視できないツールですわねん。
2009年07月24日
マーケティングツールとしてのケータイ 実未来論

何をいまさらと言われるかもしれないが、ケータイはTVやRadioのような単なるメディアではない。マネーそのものにも化けるので、購買のその現場で様々なマーケティングアクションをおこすことができるスペシャルなメディアになりつつある。
2009年は、ケータイの動画コンテンツ&視聴充実の元年とも位置づけられているように、ケータイ動画が恐ろしく進化しつつある。これにはTV業界の人間がごそっとケータイ業界に流れてきたこともあり、何より質が深くなりつつあるのが今までと違ったところだ。
jigブラウザでもYouTubeが自在に見られるようになった。
ソフトバンクの「選べる簡単動画」、ドコモの「BeeTV」。ソフトバンクの「選べる簡単動画」などはメールを有効活用し、マーケティングツールとしての意識が非常に高い。
ドコモでいうと、iモードサービスが始まって約10年にして、ケータイは発信する、受信するというただのツールではなく、様々な手法をからませることができるマーケティングツールとして完成されてきたともいえる。
TVでもケーブル系では同じような傾向にもあるが、やはりどこでも持ち歩くことができるケータイのパワーは凄いものがあると思う。
GREE、モバれぴ、などのコミュニティの伸びも著しく、ここにきてケータイは生活全般を支えるものになりつつある。
マーケティングしやすいメディアといえば、やはりケータイだろう。
PCもそう、デジタル放送TVもそう、逆にマーケティング回路に組み込めないメディアは廃れていくだろう。
じわじわと感じる業界内での変革のムード。2009年は始まりの年であり、終わりの年に。そういう意味では、いろいろんな現象が生じるはずで、よく見ていこうと思いまする。
2009年07月23日
恋するアゲハ BeeTVについて

キャパネタは携帯コンテンツには何故かつきもので、携帯ゲームの方でもなかなか高品質なものもある。キャバネタ自体駆け引きをともなうので、心理的に楽しいのだと思う。女性向けにはホスト版があって「私の彼はNO.1ホスト」など、超人気シリーズとなっている。
雑誌でも最近は、CanCamやVIVIよりも小悪魔アゲハが良く売れてるし、なりたい職業にも「キャバ嬢」がベスト10入りするし、恋アゲの小西真奈美のセリフではないが「この国はどうなってるの?」である。
確かに品質のいいキャパクラは楽しい(笑)
接待がらみで行って(言い訳はよろしい・笑)心に残っているのは、赤坂・六本木・渋谷・銀座にあるBADD GIRL。ここは絶対女性が営業しない変な店だが、女性の質はかなりいい。六本木のトップスピンには負けるがコンセプトが何よりういういしい(笑)あと、六本木のスマイル、その系列の銀座の子ウサギなんかもまぁまぁ楽しい。大阪では、心斎橋のBee、その系列のアローグループの店は大阪にしてはなかなかよろしくていいと思う。どの店も3〜4人で2時間くらいいると10万くらいになるので、おいそれとは行けないが、不景気という世の中であっても、羽振りのいい人たちが結構遊んでるので新鮮だ。
ドラマの小西真奈美が「キャバクラ、キャバ嬢」とは何か?を延々探りながら、自分もキャパ嬢になるのだが(笑)7〜9分×14話で、結構、本質をついた回答をしていると思う。
私の場合は、トークの実践場だと思ってるし(笑)マーケティング的に人のパターンを観察するには非常にいい場所だ。どんなに美人でも自分の顔に不満を持っていて、ヤレヤレと思う(笑)美容整形の外科医と知り合いだから、先生、紹介しようかというと、ひいてしまうし(笑)意外と可愛らしい部分もある(笑)
キャバ嬢は本当によく遊んでいるから、新しい話のネタは豊富だ。
恋するアゲハでは、キャバクラは女を磨く場所であるとともに人生の大事な部分を見る場所であり、成長経験の場としているが、ある意味正しいような気がする。
ドラマの杉本彩ママは、エロスの場と言っていたが(笑)
BeeTVのドラマを見てて、1回7〜9分でも結構ストーリー展開できるんだなと感心した。
果たして、この場所から大ヒットドラマは生まれるんでしょうか?

※追記 : 調べるとBeeTVはavex7 : ドコモ3 出資の放送局。恋するアゲハの主題歌もhitomiと、携帯ドラマでも主題歌戦略をやっているavex。しかし、くやしいかな(笑)いい曲なんですね(笑)