2009年01月

2009年01月30日

Googleビデオ 日本版公開されましたが…

a1f0f201.jpgGoogleビデオ日本版が公開されましたが、もはや動画系の検索エンジンに目が慣れてしまった今、これなぁにぃという感じですが(笑) YouTubeだけでなしにニコニコ動画をはじめ、各国の「Askビデオ」「ClipCast」「eyeVio」「Dailymotion」の動画も検索できるということが特長みたいです。

動画投稿はできない。

ほとんどがYouTubeなんで、今さらGoogleビデオも何もないだろうと思うのですが(笑)Googleとしては、Google Brandの動画検索エンジンを立たせたかったみたいですね。

さっそく、みくみくにしてあげる♪で検索(爆)

みっくみっくにしてあげる♪でもいいけど(爆)

またもや、ネギ踊りの実写版がでてきました(笑)

あ〜、また無意味な検索をしてしまった(笑)

2009年01月27日

メディアの行方…ターゲットに照準をあわせられるか

ef6deff4.jpgあのメディアは効く、このメディアは効かなくなった、とかよく口にされるが、ここんとこの広告事情を凝視していれば、形態そのものは問題ではなく、ターゲットに照準をあわせられるかどうかで…できるメディアはGood、できないメディアはNo Goodということになっているのだと思う。

たとえばTV、プリキュアや仮面ライダーなどの番組中に入っているCMは、完全にその子供と親に照準をあわせられるので、かなり効率がよく響くCMとなっていると思う。アニメ番組で広告代理店が名前を連ねているのはそういう事情があると思う。アニメのストーリーでターゲットが絞れる(少子化なので余計に照準があわせやすい)。プリキュアなどは番組自体がCMみたいなものだから広告代理店は非常に力を入れる。そして成功しているケースが多い。だから、TVはやりようによっては(ターゲットさえきっちりおさえることができれば)まだまだ効くメディアで、一概にマスメディアは終わる、TVは効かないというのは違うと思う。ターゲット照準型マスメディアは、これからもっと増えていくと思う。

これは、雑誌が既に完成させているのかもしれない。出版不況、雑誌が売れないと言われるが、それは一般大衆誌の場合だ。女性誌・男性誌はターゲット照準型雑誌に棲み分けられており、いいコンセプトであればあるほど売れているはずだ。子供が幼稚園でもらってくるフジサンケイGの「あんふぁん」などはよくできていると思う。一般売りはしてないし、完全幼稚園児と親ターゲットの広告が入っている。

ターゲット照準に失敗したのが新聞社でしょう。日経新聞がかろうじて元々ターゲット照準できている新聞だといえるが、かの日経広告手帖ですら隔月刊に変わるという通知が来たくらいだから、広告事情はかなり悪いと思う。朝日・毎日・読売・産経、大方の新聞は衰退の一途だと思う。

ラジオはAM、FMというチャネルがあるがターゲット照準しやすいのがFM、AMも番組によっては可能だが、どちらもインパクトが弱いので、工夫次第といったところでしょうか。

インターネットは、最もターゲット照準しやすく、そういう意味では伸び盛りなのでしょうが、ターゲット照準という意味ではケータイ自体が照準器みたいなもので、奥深さはPC以上なんだと思います。

クロスメディアで相性がいいのは、雑誌×ケータイ(インターネット)。この掛け合わせはターゲット範囲内で動くということでいいのだと思う。TV×インターネットもターゲットさえ明確であれば成功するでしょうが、単なる○○○○で検索なんていう引き込みは効果もなければ芸もないと思う。

前に、【ダイレクトマーケティングの40(ターゲット):40(プロダクト・オファー):20(クリエイティブ)の重点比重について書きましたが、今やあらゆるマーケティングで、ターゲット設定がいちばん重要になってきています。

クリエイターにとっては受難の時代ですが(笑)ターゲットをクリエイトするという仕事はまだまだあるはずです。

雑誌系でターゲットに効くというよりも「刺さる」という表現がよく使われましたが、今や消費者のインサイトに刺さる、刺さらなくてもひっかからなければ、意味のない時代になってしまいました。

ターゲットとは、もはや年代でもなく、感性エイジでもなく、ある場所を自分の場所だと思っている人たちの集合場所です。

広告にとってはかなり複雑な時代に入ったように見えるのですが、ターゲット照準という視野でみると、思い切りわかりやすいのかなと思います。

コピーテクニックでいうと、メッセージそのものにターゲット照準が入っているようなコピー。が狭いけども波及力のあるものとなります。こんな商売事情、公開していいのか(笑)どうかですが、まぁ、作れる人は作れますし、作れない人は作れないので、まぁいいや(笑)

例えばシンプルですが

いい車が好きだ。男ですから。

みたいなコピーはGoodなんですね。

車好きの男にメッセージしていて、世界観がある。経済性とかそのあたりを判断基準にしている人は除外しているわけです。

自分が作ったコピーの中では、10数年前に新幹線のグリーン車の正面広告に

経営者は、時々判断を誤る

みたいなコピーを書きましたが
経営者がそれを見て、ほっといてくれと思ったかもしれないですが(爆)
まぁまぁ評判の良かったものでした。
しかし、今の時代の、ターゲット照準コピーというのは、社長さん〜 幹事さん〜 ちょっとそこの奥さん〜 というものではなく、呼びかけないで伝えるものなんですね(笑)

しかし、新聞広告というのは減りましたねぇ。

昨年は、5紙向けの全面広告(15d)のコピーを書いたのは、1件だけでした。

昔は、新聞をめくると、自分のコピーがあちこちに掲載されていて、ひょっとすると自分は新聞記者?かと思いましたが(冗談)そんな時代も今となってはいい思い出です(笑)

新聞社もいろいろな選択があったはずだったのに、見事にやりませんでしたね(笑)だから今の衰退ぶりは仕方ないのら、と思いまふ。

2009年01月18日

『サーカス』というコンセプト、ブリトニーの場合。

68e70654.jpgブリトニー・スピアーズに関して、デビューからラスベェガスLIVEまでまとめて書いたことがあるが、当時のブリトニーもとても好きだったが、今の方がかなり近づいてきたという意味でもっと好きになれそうな気がする。

ブリトニーのマニアックなファンなら、過去の2大ピークを『ハワイLIVE』『ラスヴェガスLIVE』期とすることに異論はないと思う。アイドル路線でティーンズの女の子がハワイで大合唱していた時期とクラブサウンドに目覚め、ほどよい暗さをスパイスしはじめていた時期。

そして、その後、ブリトニーにとっては、地下に潜って、とこんとん好きなことをやりつくし、思いっきりフツーの人間として感性を磨く時期が訪れる。おかしな行動がニュースネタとして報道されていた時期だ。

しかし、ニュースネタとして報道されていた事柄は、よく考えればフツーのことだ。結婚、出産、離婚、虐待、クラブ遊び…それらがスピーディであったにしても、すべてが崩れまくったアメリカの中で、別にブリトニーだけがおかしなことをしているというわけではない。まだまだ大人しいレベルではないかと思う。

結婚、出産、離婚、虐待、クラブ遊び、の中でブリトニーを大きく成長させたのは、おそらくクラブ遊びだろう。2003年の『In The Zone』からクラブミュージックへの大きなシフトがあったが、当時はまだまだ興味としてであり、クラブ遊びに興じている人々の気持ちまで本当の意味で近づいていなかったのではないかと思う。

ブリトニーを理解する時、田舎生まれ、抜群のダンスセンス、根っからのエンターティナーであることを押さえておくと理解しやすい。ビートに敏感なアメリカの田舎娘が都会に出てきて、最終的にアーバン&ハウスビートにはまるのは当然であり、それをメインストリームに伝えたいという意志が働いているのがブリトニーで、本当はクラブミュージックをベタなポップスの世界にもってきても仕方ないのだが、彼女の場合、それがカッコイイ、エッジーなあかしなので、かなり真剣な取り組みとなっている。

結果、ポップファンからはカッコイイものとなり、ダンスミュージックファンからもワカッテルじゃないのとなり、『Blackout』記憶喪失、意識不明状態から、今回のようなコンセプチュアルな『CIRCUS』へと進化した。

要は何が言いたいかというと(笑)、ブリトニーを見ていると、いろんなアメリカが見えるということ。

ブリトニーが最高に素晴らしいなと思ったのは、アメリカのTV番組でかなりのコメディ出演をこなしていたことだ。彼女がゲストの企画番組は最高に面白かった。TVの方も田舎娘でスターの割には足が短い希有なスターのジョークを本当に可愛がっていた(笑)し、マンホールの下で暮らしているホームレスを訪問し、一緒に歌うシーンは、今までにない慰安の人だなと(笑)本当に憎めないネエチャンなのだ(笑)

ブリトニーが教えてくれたことは、アメリカの白人社会は未だに保守的であり、黒人&ヒスパニックラインがミュージックを支えているのであり、ラスヴェガスのような天国の場所で打ち興じるのもいいが、アメリカのメンタルな現実は地獄に近いのよ、ということだ(笑)

そして『サーカス』。もうこれは、Blackoutの怒りの状態から完全に開き直った明快なコンセプトだ。最高の見せ物になってやろうじゃないの、と言う意志と、所詮、この世はサーカスなのよ、という悟りであり、空の見えないテントの中で最高のことをやろうじゃないのという決意でもある(笑)

サーカスの1曲目のWomanizer(女たらし)のビデオを見た人は、あぁ、アメリカの旧ビジネスの世界は既に終わっているなと痛感するだろうし。2曲目のCircusのビデオも同様、アメリカの旧エンタメの世界は既に終わっているのかと感じる。

終わってても、やらなきゃならないのというラインに到達したあたりは、かなりの哀愁を感じるし、ブリトニーこそ、正真正銘のアメリカの田舎のネエチャンだなぁとリスペクトしてしまう(笑)

『サーカス』というコンセプトは、ブリトニーに限らず何故か今の音楽業界の中で急浮上しているコンセプトだ。のっぺらな世界と対峙していては何もできない。まずテントを貼って、そこで楽しいことをする。という情報バリアを意味しているか意味していないのか…

MOBYの『LAST NIGHT』で、あらあらもうアメリカのクラブシーンは終わってるのを感じたが、『CIRCUS』まで来ると、哀愁を超えて痛快だ。

世界金融危機で、誰もが世界を意識し、経済学者気取りでいるが、世界なんてとっくに終わってるし、抽象的な世界を相手にしていても何も始まらない。

できれば、自分の近くでどれだけのテントを貼り、サーカスを演じられるか、2009年はそういう年かなと思うと少しはラクになれそうな気がする。

そういう意味で、ブリちゃんは健在なり、です。




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snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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