2008年12月
2008年12月31日
ゲゲゲの鬼太郎から学ぶもの

それに比べて、今の世の流れというのは、構造は複雑化しているにもかかわらず、論理は短絡すぎるなぁと、コントラストとして感じました。
派遣切りは企業が悪い→派遣法が問題であり、救済実活動が必要なのにそれには触れないマスメディア。
金融危機はアメリカが悪い→自立のチャンスは幾度とありながら抑制し、アジアのリーダーにもなれず、未だに子分的な立場で甘いことをぐだくだ言っている日本人
ケータイ電話は学校に持ち込まない→ケータイ以上の教育とコミュニケーションが今の学校にあるかは問わない。
とにかく、概して、情緒と情緒をつなぐことしかできなくなっていて、その情緒の中に一緒にいたいという風潮といいましょうか…例外を許さないといいましょうか…
悲しいかな、知らぬ間に自分もそういう見方になんとなくなってしまっているなぁと感じるところもあります。
この間、子供に妖怪の話をすると、もの凄く食いつきがいいのに吃驚しました。「もっと話して…もっと話して」と。子供には、そういうむやむやうやうやした非合理なものも受け入れる心があって、今はそういう場所がぽっかり空いているのかもしれないなと…
水木しげるさんが「やっぱり妖怪なんていないんだ」と落ち込んでいた時に、次女が修学旅行で本物の妖怪(目目連)を目撃したことで、元気づけられたという話が面白かったですが、彼は世の矛盾という矛盾をすべて体験したような人生で、こんなに線で結べない人生もあるんだよなと驚くばかりです。
「墓場鬼太郎」ではあまりにも縁起が悪いのでTVアニメ化できないので、「ゲゲゲの鬼太郎」にタイトルを直したとのことですが、非常にインパクトの強いネーミングです。
しかも、水木しげるさんが小さい時、自分のことを、シゲルと発音できず、ゲゲと言っていたところから来てるあたりも行き当たりばったりで感動ものです。
但し、最近は妖怪より人間の方が怖くなっているような気がして、妖怪達が昔以上に可愛く見えるのは自分だけでしょうか……
2008年12月30日
日銀短観をあらためて見て…

この業況判断の推移グラフを見ての感想は
1.幸せなバブル時代って、87-90、4年もあったのかという驚き
2.製造業と非製造業のグラフのカタチはほぼ同じ
3.但し、非製造業の中小企業にいたってはバブル崩壊後いいとこなし
4.6年間積み上げてきた景気回復だけに、今回の危機はショックだろう
5.バブル崩壊を3年で耐え抜いてきた日本は、意外と回復が早いのではないか
6.それでも09年は今年よりも下降するのは確実
という感じです。
概して、すべてにおいて購買サイクルはロング化するだろうから、何がおこるかと予想すると、必要のないものはとことんダメだろうとという、ごく当たり前の結論になってしまいます(笑)
また、購買サイクルロング化で我慢しているフラストレーションを解消できるものは好調だろうという予測です。食品、美容、娯楽関係関係で数多いヒットは考えられる。
さらに、今回の危機は金融が中心だから、ローンやローン減税が整えば、我慢していた分、跳ね返りも大きいだろうという予測です。それが09年に整うかは別にして…。
そして、はっきり言えるのは、いい悪いは別にして、今回の危機で各企業がとった対応はすこぶる早かったので、恐慌ラインはほぼ逃れたのではないかと…。
まぁ、これらは総論ですから、個別には、いろいろあるんだろうと思いますが…
09は耐え方をどうするか、というテーマになりそうですね。
寂しい話ですが…。
2008年12月27日
フレッシュプリキュア キャラ正式発表

ウワサどおり
キュアピーチ(ももぞのラブ)
キュアベリー(あおのみき)
キュアパイン(やまぶきいのり)
の3人がメイン
プリキュア5ファンにとっては、少し落胆する展開となったわけですが、今回の軸が「ダンス」であることで、新しいヒットプリキュアになるような気が強くしてきました。
結構、フレッシュプリキュアを機にダンスにはまってしまう幼児が多いのでは、と予想します。今度のプリキュアは割合シンプルにハート&ボディを揺さぶってくるのではないかと…(笑)
ということで、プリキュアオールスターズの映画(3月20日ロードショー)にもフレッシュプリキュアし登場し、全部で14人のプリキュアが登場することになります。前代未聞(笑)舞台は横浜みなとみらい。娘からの影響で、14人見分けがついてしまう自分も悲しいが(笑)おそらく2009年の明るい話題の一つとなることでしょう(笑)
フレッシュプリキュアのお披露目イベントもあり
大阪は1/25 ATCで
東京は1/31 池袋サンシャインで
あー、行くことになるかもしれない(爆)
しかし、見事にクリスマス商戦直後に発表しますな。あまりにも凄いタイミングというか、究極のタイミング(笑)
「ダンス」にフォーカスされたプリキュア、これは絶対的ヒットを狙っているはず。ゲーム、グッズ、お菓子、その他の展開もしやすくなって、マーケティング的に真剣勝負ですぜ、これは。TVのフレッシュプリキュアは2/1がデビューとなりまふ。
今度のプリキュアは電通さんの総括レポートの大テーマになっている「鏡衆」現象を増幅させる戦略となるはずです。まぁやっているのはアサツーディケーさんなんですけどね(笑)