2008年06月

2008年06月11日

40:40:20ルールの考え方

f35366ad.jpgダイレクトマーケティングなんかでよく出てくる40:40:20ルール。もともとは、エド・バーネットがダイレクトマーケティングの成功ルールとして提唱したものだと思いますが、最近では、オムニチュア(OMNITURE)の新コンバージョン術の中に、さらさらっと出てきたりします。確かにこの割合はそうだと思いますが、そんなに絶対視はできないのは当然のことだと思います(笑)オムニチュアのホワイトペーパーでは、40対40対40ルールという大きな誤植があります。足して120とは…

ターゲットの定義が4割
オファーするものが4割
クリエイティブが2割

ということなんですが

オファーするものにそんなに競合優位性がない場合、ターゲティングとクリエイティブの比重がかなり高まるでしょうし、ターゲティングとオファーにそんなに優位づけができない場合は、クリエイティブの比重が高まると思います。それがインサイトという形で出てくる時もあるとは思いますが…

ですが、iPhoneでない限り(笑)今は、ターゲットの定義にかなり比重がかかっている時代だと思います。

SEO、SEM、行動ターゲティング広告、これらはキーワードや行動でコンバージョンターゲットを絞り込んでいっているものです。いわゆる戦略スタイルとなるわけですが、オファーやクリエイティブにターゲティングが練り込まれている現在、オファーやクリエイティブが標準を満たすものであれば、現状のネットマーケティングでは、80対10対10くらいではないかという気持ちがあります(笑)まぁ実際は、オファー内容ももの凄く大事なんですけどね(笑)

きついきつい時代ですから、ターゲットの定義の中に戦略シナリオや戦略エンジンが関わってしまう。それではキツすぎるから、ゆるい戦略が逆に受け入れられるという、わけわからん時代(笑)

ソフトバンクのキャッチコピーで
〜は〜と、ネットに書いてありました。 という天才的なゆるいコピー、爆笑ですね。
犬とか猫もゆるゆる戦略ですが
ドコモとかは、戦略(ポーズ)的すぎて嫌われているという…

なぜ急に携帯会社の話になったかわかりませんが(わかりやすいから・笑)ソフトバンクはゆるゆるですが、ターゲットの定義はきっちりしています。ドコモは戦略ポーズはとっていますがターゲット定義は曖昧です。ダイレクトマーケティングの話とごっちゃになってしまいましたが、どちらもターゲット定義の比重が高まっているということで、これは表に出なくても裏でしっかりしておかなくてはならないものです。当然。

ニュースゼロでドコモの社長にiPhoneを触らせて、「重いんですよ、日本の携帯は軽いからね」と捨てぜりふを吐いてましたが、重さの問題ではなく、今回のiPhoneの2万円オファーは確実にターゲットの定義に結びついている+プロダクトがクリエイティブということで、予想以上に売れるまくることを想像できないところが、ドコモってやっぱダメだなぁと思いました(笑)

別にiPhoneの話を書こうとしたわけじゃないですが、やっぱそっちにいっちゃった(笑)

2008年06月10日

久々のGoogleサーバー遊びぃ

1955ba79.jpgよく企業でも、www2サーバー、www3サーバーをたててるところがありますが、Googleの場合は、世界に36のデータセンターがあって、20万台以上のサーバーがあるといわれています。ですからGoogleのIPはいっぱいありますが、www2、www3…でも遊ぶことができます。以前は、www3まで確認した記憶がありますが、今は、もっと遊ぶことができます(笑)

つながるURLは以下の通り

http://www.google.com
http://www2.google.com
http://www3.google.com
http://www4.google.com
http://www5.google.com
http://www6.google.com
http://www9.google.com
http://www10.google.com これはGoogle Accountsにつながる

何故か、今はwww6とwww7とwww8が抜けています。

わかりやすく見えるのは、こういうことですが、丁寧に打っていけば、まだまだいろいろありそうですし、遊びのものもいろいろありそうです。

Googleのネットワークを見ていると、情報処理の完全追求を徹底してて、面白いのはサイエンスフィクションの世界を完全に超えてしまったことです。マザーコンピュータが狂えば、すべてのシステムが狂う、コンピュータにまかせておけば危険だよ、という、あの単純な世界観です(笑)Googleの場合は、何かが壊れても、自己治癒していく感じで、どうもしなやかなんですね、何があっても…

ちなみにYahoo!を見てみると

http://www.yahoo.com/
http://www2.yahoo.com/
http://www3.yahoo.com/
http://www4.yahoo.com/
http://www5.yahoo.com/
http://www6.yahoo.com/
http://www7.yahoo.com/
http://www8.yahoo.com/
http://www9.yahoo.com/
http://www10.yahoo.com/
http://www11.yahoo.com/
http://www12.yahoo.com/
http://www13.yahoo.com/
http://www14.yahoo.com/
http://www15.yahoo.com/
http://www16.yahoo.com/

と、こちらは16までが揃っていました(笑)

詳しいことはわかりませんが、面白いですね(笑)


2008年06月07日

フェレット(Ferret)プラス、でたぁ!!

ea6c9a3c.jpgYahoo!オーバーチュアのキーワードアドバイスツールが機能しなくなった時、救世主となったフェレット(Ferret)。仕事でも目算のためによく使わさせていただきました。そのFerretが大幅にバージョンアップして、Ferret Plusがおそらく今日登場。中身を見てみると、かなり充実しておりました。ありがたや(笑)

Ferret Plusは、

Ferret関連語
Yahoo!関連語
ブログトレンド
テレビトレンド
類語変換

に別れてまして、簡易版フェレットよりも多角的にリサーチできるところがミソ。Ferret関連語では、GoogleおよびYahoo!検索結果の他に、アドワーズおよびスポンサードサーチも表示され、SEM担当者、アフィリエイターにとってはやはり必需ツールとなっております。これは、Yahoo!関連語でも同等で、無料の会員になれば、おおよその実数値で出てきます。というか、私的には、言葉と言葉のミックス関係がよくわかって、とっても便利です。

ブログトレンドでは注目のキーワードと関連語が表示され、整理の仕方がとても好きです。テレビトレンドも結構面白く、ブログで盛り上がっている番組はタイムテーブル上で色が濃くなってたりします。曜日別ランキングもあります。類語変換も使い方によって、面白い解析ができるかもです。

運営会社のbasicsは、結構面白い比較サイトをよく作ってますが、Ferretはその中でも本当に世に役立つサイトですね。簡易版は簡易版で全体を一発で見渡せて便利ですし…

最近、Webツールの紹介が少なくなっているのも、いつも物足りないな感で、紹介することもないかぁ…で終わってしまいます(爆)しかしFerret Plusは是非とも紹介しておかなければならないモロゾフ(笑)

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tora7
snafkin7
30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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