2007年11月
2007年11月07日
Google-OHA、Androidの携帯革命【重要】

この一連のニュースの意味をわかっている人はもう動き出しているでしょうね(笑)またまた、ITやインターネットの世界がドーンと変わってしまうのですから。
なんかおかしいと思ってたんですよね。ネタ探しにGoogle Labsをよく訪れていましたが(笑)動きがパタッと止まってるいるように見えて、Gmailをこちょこちょいじってるしかないのかと思いきや、携帯事業の方に力を集中的に入れていたとはぁ(流石)
個人的には、ドコモの新機種905シリーズに換えるかどうか悩んでいたのですが、しばらく携帯換えるのヤメようと(爆)きっぱり気持ちが整理できました(爆)
時代はいつもこうなのです。Web2.0の定義なんて、これで吹っ飛んでしまいます(笑)要は、携帯のプラットフォームの問題だけでなく、これはインターネットのプラットフォームを塗りかえてしまうからです。
2006年を境に、パソコンアクセスは急激にダウンして携帯からのアクセスが急激にアップしている現状ですが、この「アンドロイド」によって、Webは携帯アクセスの時代へと本格的に突入するはずです。
Google の CEO (最高経営責任者) Eric Schmidt 氏は、アンドロイドが「これまでのモバイル業界にはなかった業界革新の波を引き起こす」「現在の携帯電話が持つ根本的な問題は、フルパワーのブラウザを搭載していないことだ。それを実現するためには、特別なエンジニアリングを行なわなければならない。Android はフルパワーのブラウザであり、なおかつその体験でもある。アプリケーションを無理に押し込む必要はなくなるだろう」と述べてますが、これはモバイルの世界だけでなく、インターネット全体の問題なのです。
動物的な経験値と体感値でこういうことが予想されます。私自身、今、仕方なしに小さいパソコンを持ち歩いていますが、メールはもうほとんど携帯Gmailを利用することが多くなっています。何故かというと手軽で便利だから…この感覚がフルパワーブラウザで生きながら携帯でインターネットできるとなると、私はもうパソコンを持ち歩かなくなってしまいます。人は絶対、手軽で身軽でサッサと情報を操作できる方に流れてしまうのは当然だと思います。
パソコンをデスクに置いて仕事や趣味に興じる人口は減らないだろうと言う人がいますが、それも危ういものです(笑)そんな人たちはなくなりませんが人口は確実に減ります。このアンドロイドの身軽さによって、インターネットをしながら他のことができる余裕が格段に増えるからです。〜しながらインターネットをすることが本当にしやすくなります。(インターネットって本来そういう使い方をするものです。現在のネットの実体は病的でもあり、明るい青空の下、週休3日で情報操作するのがいちばんでしょ・笑)また、インターネットと少し距離のあった人たちがこのアンドロイドによって、かなり身近になってネットの世界にかなりの人が舞い込んでくるはずです。
というわけです。
アンドロイド搭載の携帯の出現によって、どうなるかを整理しますと
●ネットアクセスが、完全に携帯アクセスへと移行する。
●ショッピング系も携帯アクセス比率がどっと増える。
●リスティングにおいて、現在のモバイルとPCが合体してしまう事態がおきる。
●日本においても、Googleの検索エンジン比率がどっと高まる。(今考えると、すべてをそぎ落としているGoogle検索エンジンは、モバイル向きであり、やはり先進的。Yahoo!ポータルは強いものの少しずつ危機を感じていくと思う)
●次世代検索エンジン「パワーセット」の意味がなくなる。携帯での検索は最短ワードがやはり最適で、そういう意味でもGoogleは計算していたかのように最適である。
●Web2.0とは双方向のものというよりは、便利さを徹底的に貫いたものという意味に変わる。Web2.0の不毛な議論は延々と続いていたが、この「アンドロイド」こそがWeb2.0ではなかったかと実感するようになる。
●Windows、Macなどのハードに左右されたブラウザの世界が終わる。Googleそのものがブラウザになるという意味は、こういうことだったのかと、私も今思う(爆)
などなど。
また、このOHAによるアンドロイドプロジェクトは、全世界で同時進行するはずなので、全世界が変わってしまうということなのです。凄い。目眩がしそうです(爆)
本当に目眩がしそうになってきたので、もう寝ます(笑)
※アンドロイドは、OS、ミドルウェア、ユーザーインターフェース、アプリケーションを含む統合ソフトウェアスタック。移動体通信業者やデバイスメーカーが製品を設計するにあたって、十分な自由度と柔軟性を与える、最も先進的で開発者に優しいオープンソースライセンスの1つ。早い話がGoogleは無償で提供するということ。結果的にはGoogleが有利になるということなんですけどね。