2007年10月

2007年10月30日

一瞬あせり、25番ポートから587番ポートへ

3fe9075c.gifメールで通知が来てたのは、8月くらいだから、覚えてなく、今日、突然、家から送信メールができなくなり、少し、かなり、あせった(笑)

しばらくして、「Outbound Port25 Blocking」を導入するとかいってたな、ということは、Submissionポート(587番)で認証すればいけるのかなと、やってみたら、5つあるアカウント送信はすべて復活しました(爆)

突然来るから、あせるのです、こういう事態が…(笑)

だけど、どこもそうですけど、プロバイダの通知とか説明とかがかなり不親切だと思います。セキュリティのためと言いつつ…25番ポートとは何ぞやとか587番ポートとは何ぞやとか、まったくといっていいほど説明していないのですね。私も説明しませんが(笑)ややこしいから(笑)

簡単に言えば、25番ポートでメールの配送と投稿を一括してやっているとスパムが増えるから、25番ポートは配送専用にして、サブポートの587番を投稿専用としてユーザー認証をかけてスパムを減らそうということでしょうが、サブの587番があると、いろんなドメインのものも送信できることになり、アカウントをいろいろ持ってる人にとっては便利なんですね。

コピーライター的には
「Outbound Port25 Blocking」を導入するので、送信メールサーバ(SMTP)のサーバーポートを25番から587番に切り替え、認証設定を行ってください」で済むと思うのですが、なんだかスッキリしてない説明ばっかしてて一般の人にとっては、とっても不便だと思うのですね。

とにかくつながったら、それでいいと思うのですけど…急に、突然なるので、一瞬、んんっとなります(笑)順番からいって、私のところは導入、遅い地域だと思いますけど…ね。

2007年10月29日

ええじゃないかの遺伝子

b839d647.gif「ええじゃないか」のルーツともなっている伊勢参り「おかげ参り」の歴史を見ていると感心するものがあります。

発祥は1650年の江戸からですが、1705年のおかげ参りは当時日本総人口2769万人で2ヶ月間に370万人が伊勢神宮に参詣。1771年には3110万人のうち200万人が参詣。1830年には3228万人のうち428万人が参詣。と60年周期で大きなおかげ参りは行われていますが、その数は当時の日本人口の約1割を超える数で、おそらく、この数ならば、私たちの先祖の誰かは「おかげ参り」を経験しているはずで(笑)くらいの数ではないかと思うのです。

熊野詣でもおかげ参りも歴史的記述以上に、楽しく俗っぽく、さぞかし遊興にふけまくっていたと思うのですが、その感じは、歴史的記述や絵を見るよりも「熊野」「伊勢」という言葉の響きに、何やら自分の中の遺伝子がときめく感じでわかります(病気かも・笑)

現に、私の住んでいる家のすぐ前は、昔の熊野街道にあたるところで、石碑もよくたっており、行ったことがあるからかもしれませんが、「あぁ熊野につながってるなと」という変な実感があります(笑)

最近では雪印も不二家も自分の中では許してしまって、製品を買ってしまっていますが、赤福餅についても、当分は買わないでしょうけど、変に怒りが少ないのは何故なのか、自分でも不思議に思います。

たまに、食べていたから、今更という意識なのか?
また、ここもか、というあきらめの意識なのか?
生もの企業だったら、多少はという意識なのか?
食べなくてもすむ食べ物だからか?
CMが好きだったからか?
(何でも強く叩くマスコミ姿勢に辟易としてきたのか?)

なんとなく、そうじゃないみたいなのですね。伊勢の名物、赤福餅、赤福餅から連想される伊勢という響きに「まぁ、ええじゃないか」・笑 と思ってるような緩さがあるのですね。なんかしらんけど(笑)

日本の検索エンジンで「コンプライアンス」という言葉が急に検索されるようになったのは、2004年からです。CSRなんていう言葉とともに浮上してきたわけですが、それまでは「コンプライアンス」という言葉すらなかったわけで、確かに雪印事件の時は、そういう用語使いは出てなかったように記憶します。

今はコンプライアンス(当たり前じゃねぇか)という姿勢が大事でしょうが(笑)それ、子供の時の駄菓子屋に置いてあった食べ物なんて、みんなおかしなものだったし、学生の時、半年ばかしアルバイトしてた鉄板焼き屋の裏事情見たら、それはそれは凄まじいもので、しばらく外食できないようになってしまったし(笑)どこでも現場を見れば、なんらかしら、おかしなことはあるんですね(笑)

だから、しゃあないと思うわけでもないけど(今の時代は)

あと、上にもあげた、正義感たっぷりに強めに叩くマスコミ姿勢が、なんか気にくわないのね。

亀田兄の謝罪会見を見ていると、あっ、おれ、今まで亀田イヤだったけど、いいこと言ってるじゃんという部分がありました。昔から変わっていないのはマスコミだけで(笑)

例えば、赤軍派のメンバーの家族が、マスコミにインタビューされて「息子のことをどう思うか?」と問われて、「こんなに世間様に迷惑かけて、人間として最低の息子だと思います、罰してやってください」と。

亀田兄の場合はその逆ですが「親父のことをどう思うか?」の問いに「世間ではいろいろ言われるが、自分にとっては世界一の親父」と答えているところがダイヤモンドなのです。

マスコミは、社会性の亀田家と家族性の亀田家とごっちゃにして、亀田家を全否定して丸潰ししようと躍起になっていますが、家族性の亀田家を否定する権利はないはずです。社会性の亀田家について謝罪している場面で、いい気になって責めてくるマスコミ。

ボクシングのコンプライアンス性について律儀についてくるマスコミ

ボクシングの格闘技性を演出していた亀田ファミリー

どっちも正しくて、正しくないような気がします。

しかし「世間ではいろいろ言われるが、自分にとっては世界一の親父」という言葉は、亀田ファミリーの内から発する最高の言葉で、戦略シナリオフレーズとしても高品質なのです。

あきらかに、マスコミはKOされてしまいました(爆)

沢尻エリカあたりでは、もっとヒドイやり方をしていました。「芸能界のご意見番、和田アキコが…」と自分で語らず、和田アキコをだしにして、徹底的に責めるやり口です。

これも沢尻エリカを擁護しているわけではありませんが、子供の時、TV局やイベント等毎週行って芸能人の素顔を見てましたが(笑)不機嫌、しゃべらない、カメラを向けるとニコッなんてのはザラにありました。ファンを裏切ったなんていう行為はいっぱいあり(笑)出る釘は打たれる仕打ちはよくわかりますが、最近のバッシング体制は、いじめそのものですね。こんなマスコミ体制でいじめなんか、なくなるわけないと思いますよ(笑)コンプライアンスで攻めれるのは社会性の問題だけ。家族性や人間性まで否定できるわけないじゃん。

キャンディーズが「私たち、フツーの女の子の戻ります」と言って、誰もフツーの女の子に戻らなかったわけですが、みんな許してしまってるし(笑)

マスコミも、あまり、コンプライアンス、コンプライアンス、といっていると、現代のええじゃないか運動がおこると思います(笑)コンプライアンスにそって今のテレビ番組をすべて見直したら、どうなるか、やってみて欲しいところです。

広告もマスコミじゃねぇかと言われそうですが(笑)少なくとも、今のマスコミおかしいぜって言える隙間を持ってるところがマスコミじゃないんだと思います。ちとクリティークいれれるのでね。

2007年10月22日

プリキュア5論 ガンバランスdeダンス

8f71217f.gifなんとなく娘と一緒に「Yes!プリキュア5」を見るはめになっているわけですが(笑)キャラ設定といい、ストーリーといい、音楽といい、なかなか面白いという感想から、最近変わったエンディング曲「ガンバランスdeダンス」に至っては、文句なし!!という感想となっています。

プリキュアというのは、幼児を含めて少女を励ます番組としては、かなり社会貢献をしているのではないかと思ってしまいます(笑)今日のプリキュアでは、ココがシュークリームを食べ過ぎて、ミルクにシュークリーム禁止まで、警告され、誘惑に負けそうになって、ナイトメアが現れる。のぞみ(キュアドリーム)は最後までココを信じて、5人力をあわせて、ナイトメアに打ち勝つ。このストーリーの間に、バランスの良い食事をしなきゃダメという食育メッセージも挟まれていて、ほおっ!!と思うと同時に、シュークリームの誘惑が1話のテーマとなって戦わなければならないプリキュア5の身近さに脱帽しました(笑)

プリキュア5では、信じることや力をあわせることの大切さが強調されていて、主旋律はチーム力であり、しかも単なる5色ではなく、その色々のパーソナルカラー設定にブレがなく、自由と統一が繰り返されていて、複雑系アニメじゃないかなと大袈裟に言ってしまうことになってしまいます(笑)

11月に上映されるプリキュア5の映画の前売券が今までより2倍以上売れているのも良くわかります。

現在のエンディングテーマ「ガンバランスdeダンス」はプリキュアSSのリメイクらしいですが、共通歌詞の部分とそうじゃない部分の、そうじゃない部分を比較すると、プリキュア5のコンセプトの方がかなりエッジが立っているように思います。

【プリキュアSS】
ネガティブになると
猫背になる
なんてこった!
見た目からでもOK!
胸を張って
ちょいとハッスル!
両腕を開いて
花になる
ほがらか満開
いつだって
誰だって
デリバリーラブリー♪

【プリキュア5】
カベにぶつかって
目が点になる
「どんだけぇっ!?」って
マイナスからでもOK!
逆転しよう!
イッキ!YO! YO
あくびとせのびで
楽になる
元気の源
なやんでも
ねむくても
パワフルスマイリング

そして、次のフレーズ【プリキュアSS】そんでもって「ナーヴァスも→リラックス」が【プリキュア5】そんでもって「ストレスも→リフレッシュ」 となっています。


ナーヴァスという乙女チックな表現がストレスに変わり、逆転、元気、パワフルと、かなり現在社会の中で力強く励ます雰囲気に塗りかえられています。

そして、5人という数よりも「プリキュア5」で重要なことは、キュアミント(緑)とキュアアクア(青)の存在です。この緑と青の癒しのカラーの存在は、現在幼児や少女にかなりのインパクトを与えているのではないかと思います。今までの少女キャラでは、赤、ピンク、黄、いっても紫でしたが、ガンバランスdeダンスでミントとアクアが二人で顔アップなるフレーズは極めつけの今のショットです(笑)キュアミントとキュアアクアは4話以降、プリキュアになるのですが、単なる5色ではなく、緑(安らぎの緑の大地)と青(知性の青き泉)のこの寒色系プリキュアこそが、プリキュア5の中の今のキャラクターということでしょう。

もはや幼児、少女達もストレス発散、ストレス癒しの世界へと突入しているのです。

おそらく感情移入しているのはキュアドリーム(大いなる希望の力)・ピンクののぞみでしょうが、そこに寒色系プリキュアとキュアレモネード(はじけるレモンの香り)キュアルージュ(情熱の赤い炎)が支えとなっているのです。

かなり時代を映していますね。セーラームーンでも緑や青のキャラはいたのでしょうが、寒色系の色彩心理効果までは狙っていなかったと思います。

ということで、よくわからん論でしたが(笑)終わります。

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30数年広告畑で畑を耕しています(笑)コピーライターでありながら、複雑系マーケティングの視野からWebプランニング、戦略シナリオを創発。2008年2月より某Web会社の代表取締役社長に就任。snafkin7としてのTwitterはこちらからどうぞ。Facebookはこちらから。
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