2006年11月
2006年11月29日
人気は検索数に比例する・当然っかぁ

前回のグーグルトレンズですが、これはもうスルメイカツールですね。いろんなワードを入れて、傾向シミュレーションができるので、複雑系的にホント味わい深く役立ちます。
それで、一番シンプルな使い方はぁ、芸能人の名前を入れること。
検索数は思いっきり単純に人気に比例しております。「モーニング娘」を入れると、だだ下がりなのがわかりますし、大阪なじみで「吉岡美穂」を入れますと、ん、上のグラフのように、良い時期に結婚したなぁというのがなんとなくわかって、これって、結構怖いツールですよね。
全世界のあらゆるもののトレンドが瞬時に出てしまう。
しかし、日本語の場合、エリア情報がイマイチなのが最近わかってきました(笑)
ということで、今回は短いですが、このくらいで…
最近読んだマーケティング本では、藤田康人さんの「99.9%成功するしかけ」が小説的に面白かったです。キシリトールなどの仕掛け人さんですが、かなりアクティブな方で、マーケッターというかプロデュースする人はこうでなきゃ、と思います。広告代理店が上場しはじめての弊害はホント、そうだと思います。といいますか、全体的にまるっきり、うなづいてしまいました。広告のクリエイターこそ、こういう本を読むべきだと思いますね。
2006年11月09日
Google Trends すごっ!

Google Trendsの検索窓に対象キーワードを入れて、Search Trendsを押しますと、下のようなグラフと、どこから検索してきたかの棒グラフと、大きな変化のあったポイントでのニュースが出てくるようになっています。まぁ英語表示が基本なので、日本語でおいそれとぎんぎんに活用できるわけではありませんが、たとえば、下のように、「YOGA」「ヨガ」(複数比較表示の場合、検索窓の中で , カンマで区切ればalexa同様最大5つの比較ができるようになっています)するってぇと、どの時期にどれだけアクセスあったかの傾向と、この棒グラフを見れば、ヨガっていうのは、港区、渋谷区、新宿区、横浜、目黒区、千代田区からのアクセスがダントツで多く、「YOGA」「ヨガ」比較表から、港区の人は「YOGA」で検索してる人が多く、これは外人が検索している、要は港区には外人が多いから、なぁんて、こともわかってしまいます。うわっ、凄いです!!(キミはサカナくんか!!・笑)

また、グラフの右上のプルダウン表示のところで、国・地域指定、期間も月単位で選べて、表示できるので、使いようによっては、完全にビジネスツールに化けます。
こういうツールに教科書はないので、どんどん、いろんなパターン、あらゆる角度から探って、使いこなしていると、肉眼や直感や感覚ではわからなかった、とがった傾向が見える時があります。
てなことで、Googleはやはり、奥が深いです。
最近、「Google裏Perfect」というムック本が出ていますが、かなり刺激的なので、心臓の弱い方は読まないようにしましょう。しかし、検索エンジンの王者っていうのは、やっぱりGoogleなんですね。
2006年11月08日
alexaが使いやすくリニューアル!!

リニューアルポイント
○Smoothingバーがついて、見やすく調節可能
○期間に7d、5yがプラスされてよりきめ細かに
○比較窓がついて、より入力しやすくなった
Alexaを解説してるサイトなんかに、いくらでも比較できるようなことが書いてあったりしましたが、そういう人は使ったことがなく書いてるんですね(笑)あるいは英語を読んでないんですね(笑)Alexaは英語解説にも書いてあったように、最大5比較までで、ですから、今回も5つの窓が登場というわけです。
とにかく、使いやすく、見やすくなったのはとても良いことで、序々に進化していく様子を見ると、やっぱり、需要の方がかなりあるんだなと思います。
また、Alexaはalexaツールバーのデータのみで精度が悪いなどと書いてる人もいますが、それも、アクセスアナライザーと照らし合わせてちゃんと見てない人の発言ですね。はっきりは明言しませんが、alexaツールバーだけとは思えない精度の良さがあります(笑)あるいは、アクセスの少ないサイトばっか見てる人には、精度が悪いと感じるんじゃないでしょうか。
ときたま、絶対数にしばられてる人がいますが、Webでは、訪問者数やページビューの絶対値も目安としてはいるかもしれませんが、相対比較の方が重要というか、伸びたか落ちたか、アクセスが伸びてるのか落ちてるのか、どのページが多くて少ないか、コンバージョンが増えてるのか減ってるのか、相対比較の方が傾向としては大切なんですね。最近はFlash仕様のものも多いですから、カウントされずに、落ち込んだと思う人も多いですが、訪問者数の相対が減っていなければ、そう変わりないということでしょうし、ある期間での相対比較によって、その時点でまた傾向解析ができるというわけです。また、販売サイトなんかでは、訪問者数、ページビューがいくら多くても、コンバージョン率が低ければなんの意味もないわけですから、何ページ読んでもらったかなんて競うのは、本じゃないですから、あまり意味のないことなんですね。
上のグラフは、ライブドアのURLを入れたものですが、訪問者、Reachの方は落ちてるんですが、ページビューの方はさほど落ちてないんですね。これは何を意味してるかというと、ブログの固客はそれほど離れてないということです。ライブドアもマスコミによってかなり叩かれ、堀江氏は裁判中ですが、Webでの功績はやっぱり大きいと思います。インターネットのフリー、フェアという発想を素直に反映してるものが多いです。特に擁護するつもりはありませんが、ことコンテンツに関しては、買収ものも多いですが、いいんじゃないのと思ってしまいます。
alexaに欲を言えば、新機能をつけてもらいたいです。